MLB TOP 2の破壊力の対戦
現地2019年10月4日、レギュラーシーズン勝率2位と3位のALDSが行われました。
ツインズ@ヤンキースの対戦は、少し肌寒くなってきたニューヨークのブロンクスで気温14.4度の中、行われました。
今年のアンセムは合唱形式が多いですね。
ロスター
DV容疑がかかってしまったドミンゴ・ヘルマンは外れました。左肩痛のC.C.サバシアも報道通り外れました。長期離脱の選手の名前も記載しますと、右肘痛で今季アウトになったアーロン・ヒックス、右肩痛のジョナサン・ホルダー、左アキレス腱部分断裂のデリン・ベタンセスは当然外れています。
回復が微妙であったジオ・アルシェアは入り、左ふくらはぎ痛のマイク・トークマンが外れました。
シーズン終盤に復帰となったジャンカルロ・スタントン、ゲイリー・サンチェス、エドウィン・エンカーナシオンはロスターイン。ヤンキース残留熱望キャメロン・メイビンも入りました。
左打者
野手の左打ちはディディ・グレゴリアス、タイラー・ウェイド、ブレット・ガードナーのみです。
ツインズは9月に左肩手術となったバイロン・バクストンは当然アウト。トレードデッドラインで獲得したサム・ダイソンも右肩手術で2020年後半復帰なので、もちろんアウト(ツインズはパドレスに対してケガを知ってたんじゃないか?とクレームを起こしています)。
回復が微妙だった選手としては右腹斜筋を傷めていた3Bのエイーレ・アドリアンサ、右足首ねんざのルイス・アラエス、右腹斜筋を傷めていたマーウィン・ゴンザレス、左肩の筋肉の一部を傷めていたマックス・ケプラーは入りました。
投手では、禁止薬物(Performance Enhancing Drungs:PEDs)使用により60試合のサスペンションを受けているマイケル・ピネダはもちろんアウト。
シーズン終盤に不調となった10勝左腕のマイケル・ペレスが外れました。シーズン序盤はほんとうによかったんですけどね。
左打者
野手で左打ちはジェイソン・カストロ、ルイス・アルバエスに加え外野手3人(ケイブ、ケプラー、ロサリオ)。
エイーレ・アドリアンザ、マーウィン・ゴンザレス、ホルヘ・ポランコの3名はスイッチ・ヒッターです。
スタメン
ヤンキースの強烈なスターティングラインナップ。
ツインズは捕手のミッチ・ガーバーを1番起用です。
(サマリー)
シーズンHR数がともに300本を超えたMLB NO.1とNO.2の破壊力を持つ同士の戦い。
【2019レギュラーシーズン チームスタッツ】
- HR 数(MIN:307-MLB 1位、NYY:306-MLB 2位)
- AV. (MIN:270-MLB 2位、NYY:.267-MLB 4位)
- Runs: (NYY:943-MLB 1位、MIN:939-MLB 2位)
壮絶な殴り合いをピシャっと止めるほど出来のいいラッキーボーイ的な投手が現れるかどうかが鍵を握る対戦でもありますが、Game1は双方合わせて5HRが飛び出しました。
ツインズがホルヘ・ポランコとネルソン・クルーズの2本のソロで先制リードするも、3回裏にヤンキースが長短打を絡めて3点を奪い逆転。
5回表にツインズはホルヘ・ポランコのタイムリーで同点。
5回裏、ヤンキースは四死球を絡めてグレイバー・トーレスが2点タイムリー二塁打で5-3と再びリード。
6回表、ツインズはミゲル・サノのソロHRで5-4の1点差に迫るも、その裏、ヤンキースはD.J.ルメイユとブレット・ガードナーの2本のソロHRで7-4とリードを拡大。
7回裏、ヤンキースは四球を3つ絡めて、D.J.ルメイユが走者一掃のタイムリー二塁打で10-4に。
ヤンキースは計7名の投手をリレーし、初戦を取りました。
D.J.ルメイユが4打点の活躍
1番を打ったルメイユが5打数3安打4打点の活躍。
ゴールド・グラブ3度受賞の名手も2回表には珍しいイージーエラーがありました。
スタンドからMVPコールが起こっていたのは良かったと思います。
今後の展開
両チームともに無傷でやり過ごすのは不可能な打線です。
このゲームはエラーが1ずつありましたが、記録されないエラーを含めこれから守備でどれだけ相手に無駄な進塁を抑えるかが鍵になるかもしれません。
最後、あの1点が・・・ということにならない方が勝つのではないかと思います。
Game2は田中投手とランディー・ドブナクです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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