ヤンキース、オリオールズのクローザーを獲得
またしてもです!
ヤンキースがやってくれましたね。オリオールズのクローザー、ザック・ブリットンを獲得しました。
トレード詳細
ヤンキースからオリオールズへは3人のプロスペクトが動きます。
Yankees Gets | Orioles Gets |
・ザック・ブリットン LHP 30才 | ・ディロン・テート (Dillon Tate)RHP、24才 NYY Rank No.9プロスペクト ・コーディ・キャロル (Cody Carroll )RHP 25才 NYY Rank No.15プロスペクト ・ジョシュ・ロジャース (Josh Rogers)LHP 24才 3A所属 |
ザック・ブリットンは下記のように素晴らしい実績を残している左腕。
※右側が見切れている場合は表を左右に動かしていただければ見えます。
Year | Age | Tm | W | L | ERA | G | GS | SV | IP | ER | BB | SO | WHIP | Awards |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2011 | 23 | BAL | 11 | 11 | 4.61 | 28 | 28 | 0 | 154.1 | 79 | 62 | 97 | 1.451 | |
2012 | 24 | BAL | 5 | 3 | 5.07 | 12 | 11 | 0 | 60.1 | 34 | 32 | 53 | 1.541 | |
2013 | 25 | BAL | 2 | 3 | 4.95 | 8 | 7 | 0 | 40.0 | 22 | 17 | 18 | 1.725 | |
2014 | 26 | BAL | 3 | 2 | 1.65 | 71 | 0 | 37 | 76.1 | 14 | 23 | 62 | 0.904 | |
2015 | 27 | BAL | 4 | 1 | 1.92 | 64 | 0 | 36 | 65.2 | 14 | 14 | 79 | 0.990 | AS |
2016 | 28 | BAL | 2 | 1 | 0.54 | 69 | 0 | 47 | 67.0 | 4 | 18 | 74 | 0.836 | AS,CYA-4,MVP-11 |
2017 | 29 | BAL | 2 | 1 | 2.89 | 38 | 0 | 15 | 37.1 | 12 | 18 | 29 | 1.527 | |
2018 | 30 | BAL | 1 | 0 | 3.45 | 16 | 0 | 4 | 15.2 | 6 | 10 | 13 | 1.340 | |
8 Yr | 8 Yr | 8 Yr | 30 | 22 | 3.22 | 306 | 46 | 139 | 516.2 | 185 | 194 | 425 | 1.266 | |
162 | 162 | 162 | 6 | 4 | 3.22 | 59 | 9 | 27 | 100 | 36 | 37 | 82 | 1.266 |
もともとはスターターでしたが、2014年からリリーバーに転校。2016年の47セーブをマークし、セーブのタイトルを獲得。この年はサイ・ヤング賞の得票で4位にも入り、オールスターにも出場しています。
ヤンキースは、ご覧のような素晴らしいブルペン陣を抱えているにもかかわらず!というところが、冒頭の「またしても」という言葉の意味なのですが、もはや強欲としか言えないような補強ぶりです。
ヤンキースのブルペン陣
【Closer】
・アロルディス・チャップマン*: 42試合、3勝0敗、26SV、ERA 2.03
【Relief】
・チャド・グリーン:38試合、5勝2敗、0SV、ERA 2.63
・デービッド・ロバートソン:44試合、7勝3敗、2SV、ERA 3.05
・デリン・ベタンセス:41試合、1勝3敗、0SV、ERA 2.55
・チェイスン・シュリーブ *: 38試合、2勝2敗、1SV、ERA 4.25
*=左腕
現地2018年7月24日時点の成績
打線はもう嘘のようにすごいですし、心配なのはブルペンということでGMが盤石な布陣を敷いたということのようです。
当然、この補強の目的は首位レッド・ソックスの追撃ですが、「いりますか?この補強」というのは私だけではないと思います。
田中投手が、3安打シャットアウト
現地2018年7月24日、田中投手がレイズ相手に素晴らしいピッチングを披露しましたので、まずはそれを書きたいと思います。
今季16試合目の登板となった田中投手は智将ケビン・キャッシュ監督率いるレイズ戦に登板。9回、被安打3、無失点、与四球1、奪三振9という素晴らしいピッチングを見せてくれました。
田中投手は完璧な立ち上がりで、4回までレイズ打線をパーフェクトに抑える好投。
ピンチらしいピンチは5回表、先頭のC・J・クロンにシングル、つづくバッターに四球を出し、ノーアウト1、2塁のピンチを迎えた場面のみ。このシチュエーションにおいても後続を三振とダブル・プレーに斬って取り、無得点。全く危なげなかったです。
グイッと逃げる球筋がよくわかりますので、田中投手の下の動画を機会があればご覧ください。
ヤンキースは4−0でレイズを下しています。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント