大谷選手のワールドシリーズ・デビュー戦
WBCではすでに世界一を経験済みの大谷選手。その大谷選手が現地2024年10月25日、ついにワールドシリーズの舞台に立ちました!
2018年にMLB参戦して以来、7シーズン目にして実現させましたね。
初打席
この日もリードオフ、DHで出場した大谷選手はヤンキース先発のゲリット・コールと対戦。
1回裏、勝負が早かったです。
大谷選手は初球のアウトハイへの95.8mphの4シームを叩き、CFへの大きな当たりとなるも、これをアーロン・ジャッジにキャッチされ、初ヒットならず。
初安打は同点のきっかけ!
大谷選手は3回の第2打席ではスライダーに三振。6回裏の第3打席ではゲリット・コールにチェンジアップで抜かれてSSゴロ。この当たりは進塁打にはなりました。
そして1-2と1点をリードされて迎えた8回裏、先頭のトミー・エドマンが倒れた後、大谷選手の第4打席。ピッチャーはトミー・ケインリー。
チェンジアップ・ピッチャーのトミー・ケインリーということで大谷選手ははなからそれを狙っていました。2球目、真ん中付近にきたそれをジャストミート。これが当たりが良すぎて軌道が上がらず、ダイレクトで右中間ウォールに当たる2塁打となり、チャンスメイクします。この時、中継が乱れて大谷選手は3塁へ。
この1ヒット、1エラーによる3塁への進塁が効き、つづくムーキー・ベッツがCFへ犠牲フライを放って、大谷選手が生還。ドジャースが2-2の同点に追いつきました。
大チャンスで凡退
ゲームは延長戦に突入。10回裏、ギャビン・ラックスとトミー・エドマンがつないで1アウト1、2塁で大谷選手に打席が回ります(5打席目)。
ヤンキースはここでネスター・コルテスにスイッチ。そして大谷選手と勝負しました。
その初球。じっくり行ってもらいたかったのですが、確かに真ん中高めの甘いところに来ました。しかしコルテスの4シームは92.4mphでちょうど少し抜かれたような形となり、大谷選手の打球はLFは不ファウルフライに。これをアレックス・ベルドゥーゴに好捕され、大チャンスに凡退となりました。
ただ、この後、ムーキーが申告敬遠で歩き、フレディー・フリーマンがサヨナラGSを放ったのでドジャースが勝利。
大谷選手のワールドシリーズ・デビュー戦は5打数1安打、そして長打も出ましたから、明日以降も期待出来ますね。次はゲーム終盤の打席でティム・ヒルが出てきそうです。元パドレスですので対戦経験はあります。
お読みいただき、ありがとうございました。
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