すごいゲームでしたね!
現地2017年10月29日のワールドシリーズGame5は、表題の通り、歴史的なシーソーゲームとなりました。
5時間17分
4−3スコアの1点差ゲームを3試合分盛り込んだような内容の濃すぎるゲーム。5時間17分、両チーム合わせて28安打、アストロズが5発、ドジャースが2発、両チームともに7人ずつ投手を投入した歴史的な死闘でした。
両チームともにエースを粉砕しました。
立ち上がりはLADペース
立ち上がりはアストロズの細かいミスもあり、完全にドジャースのペース。ダラス・カイケルが初回に3失点しましたので、もうカーショウが乗り切ってしまうのかと思いました。
HOU、4回にカーショウを攻略
しかし、アストロズが4回裏にいとも簡単にカーショウを攻略しました。この開き直りはなんだったのでしょうね。神がかっていました。
コレアのタイムリーとユリ・グリエルの3ランHRで一気に4−4の同点に。相手がカーショウだろうが、俺たちは得点を取り返すだけというようなへっちゃら感は凄かったです。これがこのゲームに驚かされた1つめのポイントです。
LAD、ベリンジャーの3ランHR
ドジャースも負けていませんでした。5回表にコーディー・ベリンジャーが3ランHRを放ち、7−4と逆転に成功。流れを取り返したかに見えました。
7-7のタイ
しかし、アストロズはその裏の攻撃で、前田投手を攻め立て、ホセ・アルトゥーベのHRで7−7の同点に。いくら勝ち越されようが、取り返すのみ!というアストロズの2回目のへっちゃら感に想像を超えたこのゲーム2度めの驚きがありました。
LAD、7回に再びベリンジャーで勝ち越し
ドジャースは7回、ランナーを一人置いて、コーディー・ベリンジャーがナイスなバットコントロールで高めのボールをセンターに弾き返し、これをジョージ・スプリンガーが後ろにそらすミスで1塁ランナーが一気に生還し、ドジャースが再び逆転に成功。8−7に。アストロズに大きなミスが出たので、これはさすがにドジャースに流れが行ったかと思いました。
8回、スプリンガーが同点HR
しかし、その裏の攻撃でジョージ・スプリンガーがミスを帳消しにするHRを放ち、8−8の同点に。
アストロズはさらにアルトゥーベのタイムリー2塁打と、カルロス・コレアのHRでこの回一気に4点を取得し、なんと11−8に。このゲームに驚かされた3度めのポイントです。
8回はコーリー・シーガーのタイムリー2塁打とブライアン・マッキャンのソロHRで両軍1点ずつ得点し、アストロズが12−9で3点リードで9回の攻防へ。
LAD、土壇場で12−12のタイに
驚かされたのはこれからです。もうさすがに打ち合いに疲れたのかと思いきや、ドジャースは9回表にプイーグの2ランHRとクリス・テイラーのタイムリーで3点を奪い、12−12の同点に持ち込みました。この粘りはすごかったです。このゲームに驚かsれた4度目のポイント。徹底的に打ち合ってやろうという凄みを感じました。
アストロズ、サヨナラ勝ち
ドジャースは最終回のマウンドにジャンセンを送り、勝ち越しのお膳立てを整えますが、10回の攻撃を得点につなげることができず。
ジャンセンですが、10回裏に2アウトまでとりながら、ブライアン・マッキャンへの内角球が曲がりすぎてデッドボールに。
次打者にも四球を出し、サヨナラのピンチを迎えます。アストロズはポストシーズン好調のブレグマン。ブレグマンはここで値千金のヒットを放ち、代走で出ていたフィッシャーが快速を飛ばし、アストロズが13−12でサヨナラ勝ちしたというゲームでした。
負けられない戦いに両軍ともに根性をみせたようなすごいゲームになりました。
こんな展開は見たことないです。4度ほど驚かされましたが、 ほんとにすごいゲームでした。
Game6はバーランダーとリッチ・ヒルです。
【動画】 Recap: HOU 13, LAD 12 – F/10
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