右打者での200安打はアルトゥーベ以来
現地2019年9月22日、ロイヤルズ@ツインズのゲームが行われ、ロイヤルズの1番打ったウィット・メリフィールド(Whit Merrifield)が5打数3安打を放ち、シーズン通算安打をちょうど200としました。
メリフィールド、2年連続最多安打が濃厚
この日のメリフィールドはツインズ先発のマーテン・ペレスから第1打席で9球粘り、LF前シングル。4回の第3打席ではザック・リテルからSSゴロ内野安打。6回の代4打席ではLF前にライン・ドライブのシングルを放ち3安打を放ち、シーズン累計200安打に。
今季は15試合連続ヒットを含めて、まめに打ってましたね!ロイヤルズは残り5試合。メリフィールドがどこまで安打を伸ばすか注目しています。
メリフィールドは2018年も両リーグ通じて最多の192安打を放っておりました。
シーズン安打数ランキング(9月22日時点)
2019年のシーズン安打記録を見ておきたいと思います。メリフィールドがトップの200安打なのですが、他の選手の状況はご覧の通り。
【両リーグ通じての安打数】(現地2019年9月22日時点)
- 1. ウィット・メリフィールド(KCR):200
- 2. D.J. ルメイユ(NYY):192
- 3. ラファエル・デバース(BOS):190
- 4. ケーテル・マルテ(ARI):187
- 5. ホルヘ・ポランコ(MIN):184
- 6. マット・アルビーズ(ATL):183
- マーカス・セミエン(OAK):183
- 8. ザンダー・ボガーツ(BOS):181
- 9. ノーラン・アレナド(COL):180
- 10. ニコラス・カステヤーノス(CHC): 178
- チャーリー・ブロックモン(COL):178
ヤンキースのD.J. ルメイユは打率ランキングでもア・リーグ2位。
打率の1位はホワイトソックスのティム・アンダーソンの.334ですが、まだ規定打席に足りておらず、残り試合で到達する見込みです。ただし、ティム・アンダーソンの安打数は161。
よって、メリフィールド以外に200安打を達成しそうな選手はD.J. ルメイユとラファエル・デバースになりそうです。
2017年は4人が達成
なお、2017年には4人の選手が200安打を達成しています。
- 1. チャーリー・ブロックモン(COL): 213
- 2. ホセ・アルトゥーベ(HOU):204
- 3. エンダー・インシアーテ(ATL):201
- ディー・ゴードン(MIA): 201
アルトゥーベが右打者として200安打超えを達成。
2016年はトップ4人を右打者が独占
なお、2016年はあり得ない結果で、上位4人を右打者が独占し、そのうちの2人がレッドソックスというすごい結果になっておりました。
- 1. ホセ・アルトゥーベ(HOU): 216
- 2. ムーキー・ベッツ(BOS):214
- 3. ジーンセグラ(ARI):203
- 4. ダスティン・ペドロイア(BOS): 201
ホセ・アルトゥーベのシーズン最多安打
右打者のホセ・アルトゥーベのシーズン最多安打は2014年の225安打です。
ジーター、ミギー、M・ヤングなど
2012年にはデレク・ジーター(NYY)が216安打、ミゲル・カブレラ(DET)が205安打。右打者2人のみが200安打超えを達成しました。
2011年はエイドリアン・ゴンザレス(BOS)とマイケル・ヤング(TEX)が213安打、ジャコビー・エルズベリー(BOS)が212安打、スターリン・カストロ(CHC)が207安打を放ちました。この内、右打者はマイケル・ヤングとスターリン・カストロ。
そして2010年でようやくイチロー選手が登場し、214安打。ロビンソン・カノーがちょうど200安打となっています。ふたりとも左打者ですね。
こう考えると2004年のイチロー選手の262安打がいかにとんでもない数字なのかがよくわかりますね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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