”go-ahead ”
実況を聞いていたり、見出しを見たりするとよく出てくるのが”go-ahead xx”。xxには”double”とか””home run”などが入ったりいたします。
上の実況では”go-ahead run”と言っております。
そもそも”go-ahead” は、名詞で 「前進」とか「許可」とか「承認」という意味ですが、野球用語で使用されますと、「勝ち越し」という意味になります。
ちなみに”ahead”だけだと副詞です。「前方に」とか「これから先に」という意味。こちらも野球用語で使われまして、「リードして」とか「勝ち越しの」とか、”go-“がついてもつかなくても同じ意味になります。
例
go-ahead double =「勝ち越しの2塁打」
go-ahead runner =「勝ち越しのランナー」
例
では、2012年4月10日現地時間に行われたオリオールズ VS ヤンキース戦でNYYに新加入したイバニエスの勝ち越し2塁打は現地ではこう表現されていました。
4/10/12: Raul Ibanez comes through in the clutch, ripping a 12th-inning go-ahead double into the right-center-field gap
- come through: 間を抜ける
- in the clutch: 重大な場面で
- rip 裂ける、破れる、〜を破る、切り取る、(野球)〜を強打する、〜を打ち崩す
ラウル・イバニエスが延長12回に均衡を破る勝ち越し2塁打を右中間に放った。
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