2019は白と黒
現地2019年8月23日から3日間、今年で3回目となるプレーヤーズ・ウィークエンドが開催されています。
プレーヤーズ・ウィークエンドの目的はチームではなく、個々の選手により関心を抱いてもらおうという選手の個性にフォーカスしたイベントです。
2018年まではリトルリーグ・クラシックの流れのデザインが採用されていましたが、2019年は一転シックな白と黒になりました。
ピッチャーはカラーキャップ
2019年はホームチームが白を着用しているのですが、よく見ると白ジャージのチームであっても、投手だけはキャップとアンダーシャツ、ベルトが黒ですね。一部、カージナルスの投手は赤を着用していました。
色々と興味は尽きないのですが、気になるのはやはりニックネームですね。
気になるニックネーム
個々の選手の気になるニックネームでMLB.comが独自にピックした選手達のニックネームの動画がこちらです↓。
各チームの代表的な選手のニックネーム一覧はこちらです。それぞれ全ての選手のニックネームとその由来がわかるチームサイトのリンクが貼られております。
Every team’s Players’ Weekend nicknames
ハンター・ペンスの絵文字
なかでも最も気になったのが、レンジャーズのハンター・ペンス。
“¯_(ツ)_/¯”
これは、肩をすぼめて”仕方ないね”などの意味の絵文字で欧米ではよく使われるそうです。筆者は知りませんでした。ビジネス文書で絵文字使う人はいませんからね。
どうもカタカタの”ツ”にひっぱられて意味がわからなかったのですが、”ツ”は点2つが目で、払いが口だそうです。ちょっとシニカルに笑っているという感じでしょうか。割と一般的なものだそうです(本当に知りませんでした)。
複数選手が使っていた”LOVE YOU TY”とは?
ふと気づいたのが、”LOVE YOU TY”。これはなんだろう?と思いました。
ブルワーズのスタメンを見ると、イェリッチとムースがつけています。
さらにカージナルスのジャック・フラハーティもつけているではありませんか?
まさか2019年デビューのロイヤルズ左腕のリチャード・ラブレディー(Richard Lovelady)に対してこんなことをする訳がないですし、疑問に思って調べてみました。
わかりました。
これは、去る現地2019年7月1日に急逝したエンゼルスのタイラー・スキャッグスに精一杯敬意を評した意味合いでした。
タイラー・スキャッグスと同じ南カリフォルニア出身の選手達がやっております。TYはTYLORのTY。
”LOVE YOU TY”、これをつけている選手は以下の選手達。もともとのニックネームも横につけておきます。
- ルーカス・ジオリト(CWS): “BIG FOOT” クラブハウスでの不器用さから
- ライアン・ブラウン(MIL): “OCHO” ”Dodgeball” という映画の8番を背負った選手から。
- クリスチャン・イェリッチ(MIL):”YELI”
- マイク・ムスターカス(MIL):”CA STRONG” カリフォルニア出身
- ジャック・フラハーティ(STL):”FLARE”
- マックス・フリード(ATL): —
- スコット・ハイネマン(TEX):”BIG MIKE”
チャベスとコービンは”FORTY FIVE”
なお、下記の二人はスキャッグスの背番号45にちなみ、”FORTY FIVE”をつけています。
- ジェシー・チャベス(TEX):”SHAYVEZ”
- パトリック・コービン(WSH):”CORBY”
3日間あるので、次のゲームではもともとのものに変えるかもしれません。
ジャック・フラハーティが被安打3の無失点投球
”LOVE YOU TY”をつけたカージナルスのジャック・フラハーティですが、ロッキーズ相手に6回を被安打3、無失点、奪三振9の好投を見せました。
しかも1安打、1打点つき!
ジャック・フラハーティを見ていつも思うのはフィニッシュの時の腕の振りというか、動作のキレがすごいなというというところです。今季8勝目です。
日本人選手
その他、日本人選手は、エンゼルスの大谷選手は前年同様に”SHOWTIME”、カブスのダルビッシュ投手も前年同様に”YU-SAN”、Dバックスの平野投手は”YOSHIII”、ドジャースの前田投手は”MAEKEN”。
プレーヤーズ・ウィークエンドの企画は話題満載で面白いので好きです。
2019のまとめ動画
現地2019年8月25日、この3日間をまとめた動画が上がっていましたので、追記しておきます。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント
どうもコービンだけは「FORTY FIVE」で行くみたいですね、背番号が46だから?
ニックネームデイは自分も好きです、特にグレインキーw
irolyn様
ご指摘ありがとうございます。訂正します。
いつもありがとうございます。