スポンサーリンク

【MLB2018】J・バーランダーがキャリア200勝を達成、HOUは再び単独首位に

現地2018年8月19日のMLB、色々な話題があった中、やはりこの人の話題を飛ばすことはできません。ここのところ、OAKとHOUの話題に集中している嫌いがあるのですが、ご容赦ください。

 

ヒューストン・アストロズのジャスティン・バーランダー(Justin Verlander)がキャリア通算200勝を達成しております!!!

 

アスレチックスとの直接対決最後のゲームで登板したバーランダー。大記録への難産ゆえか、あるいはシーズン後半の疲れからか、はたまた打線の不調による投手へのしわ寄せからか、直近2試合で負けが続いておりました。

 

6月後半まで続いていたシーズンERA1点台もここのところの不調から2点台中盤へ悪化。14日の登板を終えた時点で2.52。悪化と言っても2.52は相当素晴らしい成績ですが、ただ被安打自体も増えておりました。

 

2位アスレチックスに首位に並ばれた8月19日の登板はボール自体は走っておりました。ただ、初回からマット・チャップマン、クリス・デービスという打たれてはいけないバッターにHRを食らってしまうまずい立ち上がりとなりました。クリス・デービスには3回にも2打席連続でHRを打たれております。

 

 

一方のアスレチックスはなんとか勝ちたいということで、ショーン・マナエアを登板させていたのですが、マナエアも調子が今ひとつで、4回までに6失点と流れをつくることができず、これもバーランダーの後押しとなりました。

 

バーランダーは4回、5回と3人ずつで斬ってとり、ゲームを落ち着かせることに成功。アストロズに流れを呼びました。

 

6回1アウト後にクリス・デービスとマット・オルソンに連続シングルを許したところで降板。5回1/3、101球、被安打7、失点4、被本塁打3、奪三振6、与四球1という成績でした。

 

 

キャリア14年での200勝達成。右バッターのアウトローへ98mphのファストボールを投げ込んでおりましたから、まだまだ頑張ってくれそうですね。Congratulations!

 

ゲームの方ですが、7回からマウンドに上がったアスレチックス5番手のエミリオ・パガンが被安打3ながらも、それがすべて被本塁打となり3失点。アスレチックスは得意の後半勝負に持ち込めず、ふたたびアストロズに単独首位を許しております。

 

【動画】Recap: HOU 9, OAK 4

 

Verlander’s career stats    2018/08/19
Year Age Tm W L ERA GS CG SHO IP HR BB SO HBP WHIP Awards
2005 22 DET 0 2 7.15 2 0 0 11.1 1 5 7 1 1.765
2006 23 DET 17 9 3.63 30 1 1 186.0 21 60 124 6 1.328 CYA-7,MVP-15,RoY-1
2007 24 DET 18 6 3.66 32 1 1 201.2 20 67 183 19 1.230 AS,CYA-5
2008 25 DET 11 17 4.84 33 1 0 201.0 18 87 163 14 1.403
2009 26 DET 19 9 3.45 35 3 1 240.0 20 63 269 6 1.175 AS,CYA-3,MVP-20
2010 27 DET 18 9 3.37 33 4 0 224.1 14 71 219 6 1.163 AS,CYA-11
2011 28 DET 24 5 2.40 34 4 2 251.0 24 57 250 3 0.920 AS,CYA-1,MVP-1
2012 29 DET 17 8 2.64 33 6 1 238.1 19 60 239 5 1.057 AS,CYA-2,MVP-8
2013 30 DET 13 12 3.46 34 0 0 218.1 19 75 217 4 1.315 AS
2014 31 DET 15 12 4.54 32 0 0 206.0 18 65 159 5 1.398
2015 32 DET 5 8 3.38 20 1 1 133.1 13 32 113 3 1.088
2016 33 DET 16 9 3.04 34 2 0 227.2 30 57 254 8 1.001 CYA-2,MVP-17
2017 34 TOT 15 8 3.36 33 0 0 206.0 27 72 219 4 1.175 CYA-5
2017 34 DET 10 8 3.82 28 0 0 172.0 23 67 176 3 1.279
2017 34 HOU 5 0 1.06 5 0 0 34.0 4 5 43 1 0.647
2018 35 HOU 12 8 2.65 27 1 1 169.2 26 29 223 7 0.93 AS
14 Y 14 Y 14 Y 200 122 3.41 412 24 8 2714.2 270 800 2639 91 1.17

今季は2017と比較して被本塁打数がUP。この時点で昨年とほぼ並んでいます。ただ、すごいのは四球の激減。昨年はシーズンを通じて72個だったのが、今季は現時点で29個。34先発が皆勤なら、あと6試合。あと10個出すかどうかだと思いますから、estimated 40個ありなしというところですね。 お読みいただき、ありがございました!

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025FA】クオリファイング・オファー(QO)の期限が到来!結果は13名中12名が辞退!
【MLB2024】”MOY”はMILのパット・マーフィーとCLEのスティーブン・ボートが受賞!
【MLB2024】”ROY”(Rookies of the Year )はNLがポール・スキーンズ、ALはルイス・ヒルに決定!
【MLB2025】ドジャースのリリーバー、ブラスダー・グラテロルが肩の手術でシーズン前半戦を欠場へ
【MLBスタジアム】レイズ、2025年はジョージ・M・スタインブレナー・フィールドでレギュラーシーズンを戦うことに
【MLB2025FA】エンゼルスがSSを補強!DバックスからFAのケビン・ニューマンとサイン
【MLB2024】All-MLB(オールMLB)が発表され、大谷がファーストチーム、今永がセカンドチームに選出される!
【MLB2025FA】レッドソックスがベテラン左腕のジャスティン・ウィルソンと1年契約でサイン
【MLB2025FA】エンゼルスがトラビス・ダーノーと2年12Mドルでサイン!
【MLBアウォード2024】シルバースラッガー賞が明らかに!大谷は2年連続3度目の受賞
【MLB2025FA】”ファイヤー・ボーラー”佐々木朗希投手のポスティング・プロセスについて
【MLB移籍FA】2025シーズンに向けたクラブ別主要FAプレーヤーリスト!注目FA選手の情報も!
【MLB2025FA】エンゼルス、ベテラン技巧派のカイル・ヘンドリクスと1年契約でサイン
【MLB2025FA】ゲリット・コールはオプトアウトを行使するも、結局残留
【MLB2024】大谷、亜脱臼を起こした左肩に関節鏡視下手術を実施し、無事に成功!
【MLB2025FA】クオリファイング・オファー(QO)を提示されたのはフアン・ソトら計13名
【MLB2024Awards】ゴールドグラブ賞が決定!今季は14名が初受賞(追記あり)
【MLB2024】ポストシーズン記事一覧
【MLB2024】ドジャースがセレブレーション・パレードを実施!シーズンの激しさがわかる名スピーチも
【MLBトレード2025】ホルヘ・ソレアーがエンゼルスへ、グリフィン・カニングがブレーブスへ移籍
【WS2024_Gm5】ドジャースが5点差を跳ね返して見事にWS制覇!MVPはフレディー・フリーマン
【WS2024_Gm4】F・フリーマンに4試合連続HRが出るも、ドジャースは大敗
【WS2024_Gm3】ビューラーが快投、フリーマンが3戦連続HR!ドジャースがチャンプに王手!
【WS2024_G3】大谷は左肩を守りながら出場し、得点に絡む
【2024プレーヤーズ・チョイス】POYはアーロン・ジャッジ!大谷はNLアウトスタンディングに!
【WS2024_Gm2】ドジャース、連勝!山本が7回途中1失点の好投!エドマン、テオスカー、フリーマンにHR
【WS2024_Gm2】「肩ですね・・・左」大谷、盗塁で左肩を痛める(追記あり)
【WS2024_Gm1】大谷がワールドシリーズ初安打を放つ!
【WS2024】ワールドシリーズが開幕!ドジャースがフレディー・フリーマンの逆転サヨナラGSで1勝目(Gm1)!
【MLB2024】ワールドシリーズのロスターが発表される。ドジャースはエバン・フィリップスが抜ける
タイトルとURLをコピーしました