意地のぶつかり合い
現地2019年6月12日のブルワーズ@アストロズのゲームはすごかったですね。
延長14回の死闘で4時間16分かかりました。
バーランダーがキャリアハイの15K
圧巻だったのはアストロズ先発のジャスティン・バーランダー(Justin Verlander )のピッチングですね。
7回100球を投げきり、キャリアハイの15三振を奪いました。
この日は100球中75球がストライク。25人のバッターから29回空振りを奪い、そのうち17球がスライダーでした。
その模様です。
バーランダーのキャリア・ハイが15だというのは意外でした。
もっと計上していそうでしたが、14個がこれまでのキャリハイでした。
- 2011年6月25日 Dバックス戦 SO14個
- 2012年8月6日 ヤンキース戦 SO14個
15Kにまつわる記録
また今回の15Kにはいろいろと記録がついております。
- バーランダーが初めてNO-NOを達成したのが12年前の2007年6月12日(VTR)
- ミニッツメイド・パークでの最多奪三振タイ(あと一人はダルビッシュ投手。2013年8月15日に15Kを上げております。)
- 1試合15K以上 NO Walkは史上二人目。一人はランディー・ジョンソン。1998年8月28日に16K NO Walkを達成。なおアストロズの投手としては初。
- 1試合15K以上は1908年以来15度目の達成(今季はクリス・セールも達成済み)
- 1試合15K以上はピッチ・トラックの計測が始まった2008年からは5度目。シャーザーが2度、あとはカルロス・カラスコ、ダニー・ダフィー。
バーランダー、被安打4、被本塁打3
ブルワーズから15Kを奪い素晴らしいピッチングを見せてくれたバーランダーなのですが、実は先制点も許したのでした。
初回にライアン・ブラウンから一発、さらに2回にはヤズマニ・グランダールから一発。2回で0−2ビハインドの状況でした。
アストロズは4回裏に2アウトからヒットが続き3得点を上げ、一旦は3−2とリードします。
ところが、7回表、バーランダーはエリック・テームズにアウトコースのファストボールを合わされ、ソロHRを喫し、3−3の同点に追いつかれてマウンドを降りたのでした。
結局、バーランダーは7回、被安打4、失点3、与四球0、奪三振15。
ブルワーズ、投手陣が粘り
ブルワーズの先発はブランドン・ウッドラフ。4回裏に2アウトから3点を奪われたのは痛かったのですが、7回を投げきり、被安打4、失点3、奪三振6、被本塁打0と好投。
ウッドラフはまたしてもいいピッチングを見せましたね。
ブルワーズはその後、アレックス・クラウディオが8回に1ポイント、ジェレミー・ジェフレスが8回の残りと9回を担当。
ジョシュ・へイダーが10回を投げ、ジュニオール・ゲラが11回と12回を投げました。最後はエイドリアン・ハウザーが13回と14回を担当。
これ以上長いとちょっとまずい展開でしたが、6人で見事なリレーを見せてくれました。
結局、先発のウッドラフが3点を奪われただけで、ブルペンは無失点リレーです。
ムースが勝ち越し2ラン
ブルワーズが延長14回、先頭のイェリッチがシングルで出塁。ライアン・ブラウンが倒れた後、マイク・ムスターカスが値千金の2ランHRで2点を勝ち越し。
さらにヤズマニ・グランダールとヘスス・アギラルでもう1点を奪いこの回計3点。
6−3でブルワーズが勝ったのでした。
ブルワーズ、いいゲームをしますね。前日は敗れたとはいえ強いです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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