現地2018年8月24日、いよいよ”Players’ Weekend 2018”が始まりました!
予め各選手のニックネームの発表がありましたが、当初、エンゼルスのマイク・トラウトは前年同様に”KIIIIID” (KIDを伸ばしたもの)の表記で登場する予定でした。
しかし、今月15日に24才の若さで亡くなった義理の弟さん(妻の実弟)、アーロン・コックスさん(Aaron Cox)さんを偲んで、”A. Cox”に急遽変更しました。
トラウトと奥さんとコックスさんはともにニュージャージー州のMillville Senior HS(ミルビル・シニアハイスクール)の出身。実はコックスさんはマイナー・リーガーで、2015年アマチュア・ドラフト15巡目でエンゼルスに入団し、今季はシングルAアドバンストでプレーしていました。
誕生日が8月5日でちょうど24才になったばかりの突然の訃報でした。死因は明らかになっておりませんが、「友人でもあった」と語ったトラウトはショックを隠しきれなかったようです。
右手首の炎症で今月1日のゲームを最後に10日間のDL入りとなっていたマイク・トラウト。怪我の治療とともに、このような不幸にも向き合っておりました。そしてPWが始まる24日に復帰したのでした。
地元で同地区首位のアストロズとの対戦となったエンゼルスはマイク・トラウトを3番CFで起用。トラウトは初打席でいきなりのトリプルを放ち、自らの復帰戦を華々しくスタートさせました。亡き義弟への供養の1打だったかもしれません。
あとちょっとでHRという惜しい当たりでした!
この日のトラウトは、3打数2安打。今後の活躍にますます期待したいですね。
トラウトのこういう義理堅いところが非常に好きです。これは奥さんも嬉しいでしょうね。
ちなみに同僚の”SHOWTIME”こと大谷翔平選手はこの日は8回2アウトから代打で登場。ランナーが二人いる状況でしたが、ワンポイントで出てきた左腕トニー・シップに空振り三振を喫し、この日はこの打席で終了。次のゲームに期待しましょう。
お読みいただき、ありがとうございました。
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