ロンゴリア、ジャイアンツへ
ジャイアンツとレイズ間での大きなニュースが飛び込んで来ました。
サンフランシスコ・ジャイアンツはタンパベイ・レイズの主砲エバン・ロンゴリアを獲得したことを明らかにしました。
ジャイアンツからレイズへはデナード・スパンと3人のプロスペクトが移籍します。
トレード詳細
【ジャイアンツへ】
・3B エバン・ロンゴリア( Evan Longoria)
【レイズへ】
・OF デナード・スパン(Denard Span)
・IF クリスチャン・アローヨ( Christian Arroyo)
・LFP マット・クルック
・RHP スティーブン・ウッズ
2018シーズンは32才となるエバン・ロンゴリア。ここまでのキャリアは素晴らしく、新人王受賞、オールスター出場3回、ゴールドグラブ賞受賞3回、シルバースラッガー賞受賞1回を誇ります。
しかし、2017年は打撃面では特別によくありませんでした。打率,261、20HR、86RBI。あくまで期待されているレベルからすればという話しではあります。
レイズとロンゴリア
レイズはロンゴリアと大型契約を結んでおり、2022年まであと8,100万ドルほど残額があります。年俸にして1,300万ドルから1,950万ドルほどの設定です。今回、トレードに出た場合の条項として200万ドルがもらえるようです。もし、バイアウト(途中解除)だったなら500万ドルでした。
レイズ一筋のロンゴリアでしたが、レイズはやや旬を越したかという早めに決断したということだと思います。チームの顔でしたからね。エバン・ロンゴリアの通算成績は、キャリア10年、1,435試合に出場、打率.270、HR 261、RBI 892です。
ジャイアンツの3B
ジャイアンツはサンドバルをレッドソックスから復帰させましたから、ロンゴリアとどう併用するのか見ものですね。
ちなみに、支払いの苦しいレイズは、エースのクリス・アーチャー、抑えのエレックス・コロメ(2017年47セーブ)もトレードに出すかもしれません。
選手のプロフィール
レイズに移籍するデナード・スパンは2018シーズンに34才を迎えるベテラン外野手。2002年アマチュアドラフトでツインズの1巡目指名の選手ですね。
キャリア10年で、通算打率.283、安打数1,384、HR 60 、RBI 432。OBPは.348。2017シーズンは129試合に出場しました。
トッププロスペクトのクリスチャン・アローヨは2018シーズンは23才。2013年アマチュア・ドラフト1巡目でジャイアンツから指名を受け、プロ入り。2017シーズンにすでにデビューしています。ジャイアンツ、この人材を手放すのは痛いですね。
マット・クルック(Matt Krook)は23才のレフティー。2013アマチュア・ドラフト1巡目でマーリンズから指名を受けましたが、拒否してカレッジへ。2016年のアマチュア・ドラフトでジャイアンツから4巡目で指名を受けてプロ入りしました。2017年はシングルAプラスでしたが、将来を期待されている逸材なのは確かですね。
スティーブン・ウッズ(Stephan Woods)は2013年のアマチュア・ドラフトでレイズに6巡目で指名されましたが、拒否。2016年のアマチュア・ドラフトでジャイアンツから8巡目で指名を受け、プロ入りしました。それでレイズに行くとは何かのご縁ですかね。
2017年はシングルAで投げています。
ロンゴリアの名前は大きいものですが、トップ・プロスペクトのアローヨ含め4名とのトレードは案外バランスがいいものかもしれません。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント
こんにちは、Longoria自身は今回のトレード諸手を挙げてと言うわけでは、なさそうですね。やはり10年家族とともに過ごしたTBには愛着があるようです。
私も家族旅行と称して夏休みにREDSOXの試合を2度ほど観に行きましたが、喧騒の大都会とは違い、ゆったりとした時を過ごせる街、透明度の素晴らしいビーチも。
いつもコメントありがとうございます。
タンパはそんなにいい場所があるのですね。行ってみたいです。