なかなか動かなかった2017シーズン後のFA市場ですが、大谷投手の動向が決まったこととウインターミーティング開催が重なり、案の定、トレード決定ラッシュです。
注目したい2つのトレードの話題です。
まず、2017シーズン、メジャー4年目で覚醒した感のあるマーリンズのマーセル・オズーナ(Marcell Ozuna)のカージナルスへの移籍が決まりました。すでにフィジカルチェックの結果待ちです。
カージナルスからマーリンズへは、OFのマグネウリス・シエラ(Magneuris Sierra)、ピッチャーのサンディー・アルカンタラ、ザック・ギャレン(RHP ※読み方がわかりません。Zac Gallen)、ダニエル・カスターノ(LHP Daniel Castano)が移籍します。
マーセル・オズーナは今季はアウォードの嵐。ASG出場(2年連続)、シルバースラッガー賞、ゴールデングラブ賞を受賞です。
159試合に出場し、打率.312、HR37、RBI 124、2塁打 30本という素晴らしい成績。イチロー選手のいい影響が出たかもしれませんね。オズーナのことを結構、可愛がっていたので。
マーリンズは活きのいい若手をもらいましたが、ジャンカルロはNYに持って行かれるし、オズーナはいなくなるわで、外野手にはクリスチャン・イエリッチしかいなくなりました。イチロー選手を置いておけばよかったのにと思いますね。
一方、カージナルスは今OFF、かなり積極的です。まだまだビッグネームを取りに行きそうです!
もう1つの移籍はイアン・キンスラーの話題です。
タイガースの2Bで、WBCでもアメリカのリード・オフを務めて打ちまくったイアン・キンスラー(Ian Kinsler)がエンゼルスへ移籍することが決定。
エンゼルスからタイガースには、OFのトロイ・モンゴメリーとRHPのウィルケル・エルナンデスが移籍します。ともにエンゼルス内のプロスペクトの中で高いランクにありました。
イアン・キンスラーは2018年でメジャー通算13シーズン目で、36才になります。年齢を感じさせない豪快なバッティングと華麗なフィールディングが売りです。通算安打数は1826安打。2000安打まではあと2年というところでしょうか。
通算HRは234本。年間20本程度は見込めることで投手にとって厄介な選手です。
タイガース時代はホセ・イグレシアスとの二遊間のコンビプレーで痺れさせてくれました。
エンゼルスはちょうど2Bにビッグネームがいなかったので、非常にいい選手を獲得したと思
います。打線は破壊力満点になりました。
大谷投手にまた強力なバックがつくことになりましたね!
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