期待のルーキーに初HR
現地2022年7月2日、ロイヤルズ@タイガース戦で、タイガースのルーキー、ライリー・グリーン(Riley Greene)にメジャー初HRが飛び出しました!
おめでとうございます!!
9回裏にサヨナラHR
ゲームは前半5回を終えてロイヤルズが3−2とリード。その後は両チームのブルペンが頑張り、3-2のスコアのまま9回裏のタイガースの攻撃に。
タイガースはスペンサー・トールソンがイニングの先頭として打席に立ちましたが、ロイヤルズのジョエル・パヤンプスの前に空振り三振に倒れ、1アウト。
しかし、つづく9番LFのビクター・レイエスがRFへ同点ソロHR。タイガースが土壇場で3-3の同点においつきます。ビクター・レイエスは2018年メジャー・デビューの右投げ両打の27才の外野手です。
そして1番のライリー・グリーンに打席が回り、まず初球の低めへのチェンジアップをしっかりと見極め。つづく2球目の4シームがインコースのベルト付近に来たのを見逃さず、CFへきれいに弾きまえしました。これが打った瞬間にそれとわかるHRで、タイガースが2者連続のHRで4-3のスコアでロイヤルズを下したのでした。
コメリカのバックスクリーン
この日の舞台はタイガースのフランチャイズのコメリカ・パーク。映像でもおわかりの通り、バックスクリーンが植木になっております。
これがスタッフ泣かせで、ご覧のような有様に。
He found Riley Greene’s first career home run get this man a steak dinner pic.twitter.com/Yc71YH9s8w
— Talkin’ Baseball (@TalkinBaseball_) July 2, 2022
注目ルーキーのメジャー初HRだけになんとしてでもボールを探さないといけないことから、ゲーム後はこのような植え込みからボールを探す作業が発生したのでした。
21才のルーキー
ライリー・グリーンは、2000年9月28日生まれの21才(現地2022年7月2日時点)。2019年アマチュア・ドラフトのタイガース1巡目指名(全体5位)の選手で、フロリダの高校の出身。左投げ左打ちのOFです。
ドラフト翌年の2020年はCOVID-19のパンデミックにより、マイナーがキャンセルとなり、ちょうど伸び盛りのころに実践から離れましたが、2021年はダブルAでスタートし、その年のうちにトリプルAに昇格。2021年は両レベルを併せて、124試合で485打数146安打をマーク。打率.301、OBP .387、SLG .534、HR24、二塁打25、三塁打8、盗塁16と素晴らしい結果を出していました。
2022年は4月2日に右足を骨折。シーズンデビューはクラスAで5月27日と出遅れました。しかし、すぐにトリプルAに昇格し、15試合で打率.274、OBP .338、SLG .387、二塁打17、HR1をマーク。6月18日に無事にメジャーデビューを果たしました。
Pre-2022のMLB Pipeline(プロスペクトを特集しているメディア)のトップ・プロスペクト・ランクでは5位にランクイン。今季の活躍が期待されていました。
デビュー日にメジャー初ヒットも放ち、ここまで12 試合で、43-13と結果を残していて、HRが待たれているところでした。
現地2022年7月2日時点のメジャーでの成績は、打率.302、OBP .434、SLG .442、二塁打1、三塁打1、そしてHR1という成績です。
すでにタイガースのリードオフを務めており、スペンサー・トーケルソンよりスムーズなデビューとなっています。
お読みいただき、ありがとうございました。
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