2022年大注目のタイガースが早速動く!
現地2021年11月3日、ワールドシリーズが終了した翌日、早速動きが出てきました。
2022年シーズン、非常に注目しているデトロイト・タイガースが早速動きました。レッズからタッカー・バーンハート(捕手)をトレードで獲得しています。
そのディールの詳細です。
トレード詳細
タイガースGet
- タッカー・バーンハート(Tucker Barnhart /31)C/右投げ左打ち
レッズGet
- ニック・キンタナ(Nick Quintana /24)3B/ 右投げ右打ち
バーンハートはオプションイヤー
さて、タッカー・バーンハートですが、直近での契約はレッズと4年/$16M (2018-21)+2022 $7.5M クラブOpt($0.5Mバイアウト)という内容でサインしていました。
今オフは、オプション・イヤーであり、まだFAではなかったので、今回はトレードでのディール成立ということに。
タイガース、早速オプションを行使
タイガースですが、現地2021年11月3日、タッカー・バーンハートのクラブ・オプションを行使しました。よって、バーンハートの2022シーズンのサラリーはバイアウトも含めて$8Mということになります。
選手紹介
タッカー・バーンハートとは?
タッカー・バーンハートは、2022年3月31日の開幕時点で31才となる、捕手として非常に脂ののっている選手です。
ドラフトは2009年のレッズの10巡目指名。高校卒でプロ入りしました。
デビューは2014年4月3日で23才のとき。高校卒の捕手でプロ入りして、この年齢でデビューしたのはなかなかのものですね。
レッズの正捕手として、2016年からほとんどを任されるようになりました。メジャー8年で打率.248、OBP .324、SLG .368。HR51、RBI 261。
2021シーズンは、打率.247、OBP .317、SLG .368、OPS .685。HR 7、RBI 48。二塁打は21本。
守ってはゴールドグラブ賞を2度受賞(2017、2020)。2021年のCS%は28%。リーグ平均の25%を上回っています。
ニック・キンタナとは?
タイガースからレッズへ移籍するニック・キンタナは24才の3B。2019年のアマチュア・ドラフトでタイガースから2巡目指名を受け、プロ入り。なお、高校卒の際には、2016年にレッドソックスから11巡目指名を受けています。
2021年はクラスAとルーキー・リーグを経験。クラスAで82試合、打率.196、OBP .329、SLG .346、HR 9、二塁打16本。
Meet newest Tiger draftee Nick Quintana.
— Cut4 (@Cut4) June 4, 2019
He’s a plus defender with plus plus flow. pic.twitter.com/ZDXorNQM5q
ディフェンス強化
さて、タイガースの捕手には2022年の開幕時に29才となるエリック・ハース(Eric Haase)がおります。年齢もほぼ変わらないわけですが、エリック・ハースは2021年は98試合の出場のみ。
そのほかにもダスティン・ガーノー、グレイソン・グライナー、そしてジェイク・ロジャーズもおります。
ハースの次に多くマスクをかぶったのはジェイク・ロジャースですが、トミー・ジョン手術となっていて、投手よりは復帰は早いものの、2022年の前半は不在と考えた方が良さそうです。
タイガースにはケイシー・マイズを始め、いいプロスペクト投手がおりますので、GG賞2度受賞のバーンハートの加入でディフェンス面を強化したい模様。
ハースとバーンハートの2人で回すと思われますが、メインはどちらがなっても!という考えかもしれませんね。
2022年、非常に有望なタイガース。これはまた追って記事にしますね。扇の要としていい捕手をゲットしましたね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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