1年間のお礼
当ブログをお読みいただき、まことにありがとうございました。
今年も1年間、皆様のご支援と温かいお声のおかげで当ブログを継続させることができました。本当にありがとうございました。
感謝申し上げます。
2019年のMLB
またMLBプレーヤーにはますます敬意を示したくなる1年だったと思います。
2019年は遅いFA市場の動きから始まり、ブライス・ハーパーのディール決定が2月末でした。もうスププリングトレーニングが始まってからのことでした。
イチロー選手の引退
3月末には我々日本人に勇気を与えたくれたイチロー選手が引退。日本開幕戦がその舞台となりました。引退ゲーム前まではショー的な要素になることを懸念する声もありましたが、実際の引退ゲームが始まった時、そういった懸念は払拭され、誰もが時間が止まって欲しいと思うほどイチロー選手の一挙手一投足に集中したと思います。イチロー選手、お疲れ様でした。
レッドソックスが苦戦、地区3位に
4月、アメリカ本土でも開幕。前年ワールドシリーズチャンプのレッドソックスの苦戦が始まりました。レッドソックスは打線はよかったものの、スターターが崩れ、「パッチワークリレー」と呼ばれるほど継投に次ぐ継投で凌ぐしかありませんでした。2020年はどんな戦いぶりを見せてくれるのか、期待しています。
シャーザーVSビューラー
大谷選手がシーズンデビューを果たした5月。マックス・シャーザーとウォーカー・ビューラーの壮絶な投手戦がありました。
大谷選手以外の二刀流
大谷選手が切り拓いた二刀流に新たな選手が挑戦しました。レッズのマイケル・ローレンツェンは投手、CF、代打と守備につく二刀流を披露。
そしてレイズのブレンダン・マッケイがデビューしたのが6月。大谷選手と同じパターンの投手とDHでの二刀流にチャレンジしました。投手として2勝4敗、ERA 4.67、打者として7試合10打数2安打、1HR、1RBIという成績を残しました。
また6月はロンドンシリーズが行われ、壮絶な打撃戦が繰り広げられました。
波乱の7月
シェーン・ビーバーがMVPを獲得した2019オールスター。この月には2つの大きな波乱がありました。
レッズのアミール・ギャレット(Amir Garrett )のパイレーツベンチ直行はなかなか忘れることができませんでした。
そしてトレバー・バウアーの大遠投があったのが7月28日のことでした。
ルーキー
そして2019年、MLBの未来を予感させる素晴らしいルーキーの台頭がありました。フェルナンド・タティス・ジュニア、ヴラディーミル・ゲレロ・ジュニア、キャバン・ビジオ、ボー・ビシェット、そしてルーキーでありながら53HRを放ったピート・アロンソ。アロンソがここまでやるとシーズン前に予測した人がいたでしょうか。このサプライズ感は本当にたまりませんでしたね。
ナショナルズのワールドシリーズ制覇
前評判が高くなかったナショナルズがワールドシリーズ制覇を成し得たきっかけの一つがマックス・シャーザーのエースのプライドだったと思います。鼻骨骨折でマウンドに上がったことはナインを奮い立たせました。
アンチテーゼ
今季のMLBのHR数は6,776本、2018シーズンの5,585本を1,191本も上回る結果に。バーランダーが怒るのも無理はないと思いました。
2019年、もっともグッときたシーン
さて、個人的に2019年にもっともグッときたシーンはこのシーンでした。
2012年から2014年までローテーション投手としてデトロイト・タイガースのポストシーズンに貢献してきたマックス・シャーザーとアニバル・サンチェス。なんども望みを砕かれた二人がついに悲願のワールドシリーズ制覇を成し遂げた後の心の声。
“We won one. We finally won one.”
2人の苦労が報われたこの瞬間がもっともグッときたシーンでした。
2019年、本当にありがとうございました。
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