2022年15試合目の登板もグレート!
現地2022年7月13日は大谷選手の今季15試合目の登板日でした。
対戦相手は、強敵のアストロズ。投手・大谷とアストロズは今季3度めのマッチアップ。過去2度はいずれも4月の対戦で、4月7日のオープニング・デーでの対戦は4.2イニングで1失点ながら、敗戦投手に。しかし、4月20日は6イニングを投げ、被安打1、スコアレス、12奪三振と圧巻の投球を見せました。この時の勝利が今季の初白星。ここまで1勝1敗。
アストロズ相手にも勝ち越しておけば今後の戦いにも良い影響が出そうです。現時点でALでNO.1あるいはNO.2かという強いアストロズに対して、またしてもいい投球を見せてくれました!
大谷登板日でしか勝っていないLAA
さて、直近のエンゼルスはかなりひどい状態。5連敗中です。その前にも7/1-7/5まで4戦で4連敗。
つまりエンゼルスは6月29日から大谷選手の登板日でしか勝てていないのです。
The last two weeks of #Angels baseball have been carried by Shohei Ohtani. 🦄
— Classic Cards (@Classic_Cards_) July 14, 2022
Don't ever let anyone tell you he's not the MVP or valuable to the Halos. @MLB #GoHalos pic.twitter.com/t3QCad8v34
1番P-DHで投打走に活躍!
ここのところ、打順では3番というのが多かった大谷選手でしたが、この日はもう期待が強すぎて、ついに1番P-DHでの起用となりました。
エンゼルスはマイク・トラウトがバック・イシュー(腰痛)でスタメンから外れましたので、余計に投打ともに頼られる状況になりました。
Y・アルバレス、10Day IL
アストロズ打線で厄介のはアルトゥーベ、ブレグマン、タッカー、アルバレス。このうち、ヨルダン・アルバレスは手を傷めており(詳細は不明)、現地2022年7月10日時点で10 Day IL入り。したがってこの日はスタメンに名を連ねておりません。
また大谷選手に強いマイケル・ブラントリーも6月28日付けでショルダー・イシューでIL在籍中です。
最終6イニング目で100.6mph
この日の大谷選手はボールが走っていました。1回表、先頭のホセ・アルトゥーベに四球を出しましたが、これは慎重に行った結果。アルトゥーベは特に初回に先制打を放ち勢いをつけることが多いので、むしろ四球で良かったくらい。ただ、相当気を使っていたようで、いきなり98mph以上を連発しておりました。
この日はスライダーも良かったです。よって、2回以降はカーブ、スライダーなどのオフ・スピード・ボールを多投。これで体力もかなりセーブできたと思います。
そしてギアを上げるべきところは上げて、なんと最終イニングとなった6イニング目に100.6mphを2度出しています。
強もスタッシのリードは冴えていました。
結果、このゲームでは6.0イニング、105球を投げ、被安打4、失点1、BB2、SOが12!いいピッチングでしたね。
打っては2ラントリプル
そしてこの日はリードオフとして打撃でも勝利に貢献。2回裏には2アウトでランナー1、2塁で打席が回ってきて、アストロズ先発のクリスチャン・ハビエルからRF線へ痛烈な当たりのトリプルを放ち、2点を追加。エンゼルスは2回を終えて3-0とリードしました。
この日の大谷選手の打撃成績は、4-2、1BB、2RBI。
打線は6回裏に、ジョー・アデルほか3人のタイムリーが出て、4点を追加。7-1とリードします。
7回以降は両クラブともにブルペンが頑張り、結果的に7-1のスコアでエンゼルスが快勝しました。アストロズはけが人が多かったとは言え、この日の大谷選手には相当苦戦しましたね。
前年に並ぶ9勝、そしてSOも上位
大谷選手はこの日の勝利で9勝目(4敗)。ERAも2.38と向上しました。
2021年は投手として9勝でしたが、今季は前半戦でそれに到達。すごいです。
現地2022年7月14日時点で投手成績ではご覧の通り。
- 勝利数9はMLB6位タイ。ALでは4位タイ。
- 奪三振 123は、MLBでは7位タイ、ALでは4位タイ
MVP2ピートが現実味を帯びてきた活躍でした。
お読みいただき、ありがとうございました。
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