時差+3時間で少しでも疲れを
現地2021年5月17日、前日に東海岸のフェンウェイ・パークでゲームを行ったエンゼルス。大谷選手の逆転2ランHRで勝利した訳ですが、この日は場所を地元アナハイムに変えてのインディアンス戦。
今回は東海岸から西海岸への移動ということで時差が+3時間ありました。西海岸から東海岸への移動は時差の関係で3時間早くなるわけで大変だったのですが、今回の移動は3時間休める時間が増えました。
本来なら現地17日(火)の先発を後ろにスライドさせたのは、ずっと出ずっぱりの状態で疲れを回避させるためでしたので、この時差で少しでも休んでもらえたらというところですね。
再び2番に
インディアンス先発はサム・ヘントジェス(Sam Hentges)、エンゼルスはパトリック・サンドバルでした。
左腕のヘントジェスの先発ゲームでしたが、大谷先取は再び2番DHに、マイク・トラウトは3番に、また打順が戻りました。
13号は豪快な3ランHR
1回表にセイザー・ヘルナンデスの先頭打者HRで1点を奪ったインディアンスですが、エンゼルスも大谷選手、マイク・トラウトが連続四球で出塁した後、パスボールも絡んで、アンソニー・レンドンのSSゴロの間に1点を奪い、1-1のタイスコアで始まりました。
2回裏、エンゼルスはフィル・ゴセリン、ホセ・イグレシアス、フアン・ラガレスの連続長短打でまずは2点を勝ち越して3-1に。
そして、1アウト後、テイラー・ウォードが四球で歩き、打席に大谷選手。大谷選手は4球目、93.6mphの4シームが高めに入ったのを見逃さず、これを豪快に振り抜きました。打球はRFスタンドに入る3ランHR。
見逃せば、ボールのような高さでした。大谷選手が高めを思い切りひっぱたく打球は伸びますね!!
エンゼルスはこの一発で6-1とリード。
インディアンス、打率.212
先発ローテーションが非常にいいインディアンスですが、序盤に崩れてしまっては戦い様がありません。インディアンスのチーム打率は現地2021年5月17日のゲームを終了した時点で.212と30クラブ中29位。
ホセ・ラミレス一人が頑張っている状態です。
こうなってしまうと、エンゼルスのペース。インディアンスも2回以降、3点を返しましたが、2回裏のエンゼルスのビッグイニングをひっくり返せませんでした。
ゲームは7-4でエンゼルスが勝利。
マイク・トラウト、6-8週間離脱
1回裏の走塁で3塁へ到達する際、マイク・トラウトが足を引きずり、そのままゲームを離脱しました。フアン・ラガレスがゲームに出ていたのはそのためです。
そのトラウトですが、ふくらはぎを傷めたことが判明したのですが、ゲーム後の精密検査で、復帰まで6-8週間の離脱ということが判明。
エンゼルスにとっていたい事態となりました。
今後、トラウトがいないことで前後を打つ大谷選手の打撃にも影響が出てくるかもしれません。
そして、寝不足、疲れが取れきれない中でのコンディションづくりは大変難しいと思いますが、大谷選手も下半身を怪我しないように少しでも休んで貰えればとも思った次第です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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