サバシア、MLB19年目で3,000K達成
現地2019年4月30日、ヤンキースのCC サバシア(CC Sabathia)がダイヤモンドバックスとのインターリーグでキャリア通算3,000奪三振を達成しました!
Congratulations!
レフティーでは3人めの達成
CC・サバシアのキャリア通算3,000Kは左投手ではスティーブ・カールトン、ランディー・ジョンソンに次いで3人目の達成となります。
サバシアは現地2019年4月30日のゲームで5.1イニングを投げ、奪三振5。
キャリア通算で3,002個目の奪三振となっています。
年平均で188K!NYYでモデルチェンジ
サバシアのキャリアハイは2008年に達成した251K。年平均の奪三振数は188です(現地2019年4月30日時点)。
若い頃はそれこそ「こんなピッチャー、打てっこない!」と思わせるほどの剛球を投じていました。
しかし、2009年にヤンキースに移ってからは三振よりも勝てるピッチングにシフトしたように思います。
2009年は19勝8敗、2010年は21勝7敗。移籍2年の勝敗はよい結果になりました。
CC・サバシアは今季で引退
CC・サバシアは今季終了で引退することを表明済みです。
MLB通算247勝(現地2019年5月1日時点)の左腕が膝の状態が思わしくない中でベスト・エフォートを見せてくれています。
選手としての生き様を最後まで見届けたいと思います。
このゲームでは敗戦投手に
実は3,000K達成を決めたこのゲームではダイヤモンドバックスが3−1でヤンキースを下し、サバシアは敗戦投手となりました。
そのサバシアの記念すべき日にプレーで大いなる抵抗を見せてくれたのがダイヤモンドバックス先発のザック・グレインキです。
ザック、8回途中まで好投!
ザック・グレインキは8回途中(7回2/3)、102球を投じて被安打5、失点1、奪三振7の素晴らしいピッチングを披露。
6連続クオリティー・スタート継続中!
そしてすごいのがその安定感です。
かつてデグロムの記事の時に書いたクオリティー・スタートの定義についてここでも改めて記しておきたいと思います(デグロムの記事)。
クオリティー・スタートとは?
- 先発で6イニング以上登板
- 自責点(Earned Runs) が3点以下
ザック・グレインキの2019年の投球実績を見てみるとこのような内容です。
【ザック・グレインキの2019ゲームログ】(現地2019年4月30日時点)
Date | Result | Opp | IP | Run | ER | SO |
3/28 | Lose | @LAD | 3.2 | 7 | 7 | 3 |
4/2 | Win | @SDP | 6.0 | 3 | 3 | 10 |
4/9 | – | TEX | 6.2 | 4 | 3 | 9 |
4/14 | Win | SDP | 7.0 | 2 | 2 | 6 |
4/20 | Win | @CHC | 6.0 | 0 | 0 | 4 |
4/25 | Win | @PIT | 7.0 | 0 | 0 | 7 |
4/30 | Win | NYY | 7.2 | 1 | 1 | 7 |
開幕戦で大炎上して以来、2戦目から4/30のゲームまで6戦連続で6.0IP以上、自責点3以下で、クオリティー・スタート(QS)を続行中です。
かなりすごい投球を見せてくれています。
なお、打撃でも注目のザックですが、30日のヤンキース戦は3−0でヒットなし。2三振を喫しています。
ザック・グレインキ、投球の品質が高すぎてモンスター級です。次の登板も楽しみです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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