KCRのアイコニック・プレーヤー
ロイヤルズがアイコニック・プレーヤーと合意することになりました。
現地2020年1月19日、MLB.comのジェフリー・フラナガンによりますと、カンザスシティ・ロイヤルズは外野手のアレックス・ゴードンと1年で合意に至った模様です。契約詳細はまだ出ておりませんが、フィジカル・チェックの結果を待って、現地21日か22日に公式発表となる見込みです。
一旦はクラブOPT行使拒否
ロイヤルズとアレックス・ゴードンは2016年1月に4年$72Mの契約を結んでおりました(均等割で$18M/年)。2020年が$23Mのクラブオプションでしたが、現地2019年10月31日に行使せず。FAとなっていました。
2020年は36才のシーズン
アレックス・ゴードンは2005年アマチュア・ドラフトでロイヤルズ1巡目指名の選手。全体順位は2位でした。以降、ロイヤルズ一筋。ご覧のような輝かしいキャリアを持っています。
- オールスター出場: 3度(2013-15)
- ワールドシリーズ・チャンプ: 2015
- ゴールド・グラブ賞: 7度(2011-14/2017-19)
- プラチナ・グラブ賞:1度(2014)
- LFのフィールディング% 現役1位: .994
- 通算: 1,703試合、 打率.258、OBP .339、SLG .413、安打数 1,609、HR186、RBI 738、BB 666、OPS+ 103(2019終了時点)
そのゴードンも2020シーズンは36才のシーズンを迎えます。直近の2019年にゴールドグラブ賞を受賞。また、2019シーズンの打撃成績は 633打席で打率.266、OBP .345、SLG .396、13 HR、76RBI、OPS+ 96を記録。
高い守備力は言うに及ばず、打撃成績もこれだけ上げていれば十分過ぎる数字ではあります。
M前後のサラリーか?
しかし、前契約の$23Mサラリーにはやはり物足りないと思われる数字でもあります。まだまだやれる選手ではありますが、年齢を考慮した場合、そろそろキャリアの終焉も見えてきたと言ってもいいかもしれません。オーナーが代わったとは言え、ローカルビジネスのオーナーで予算の上限が決まっていますから、双方合意のラインは$5M前後となる可能性大です。
追記: ディール成立
現地2020年1月22日、ロイヤルズがアレックス・ゴードンとの契約を正式発表。サラリーは$4M(2020)に決まったようです。厳しい!!
ロイヤルズのOF
ゴードンがこのまま決まれば、LFゴードン、CFがウィット・メリフィールド、RFがハンター・ドージャーの3人に落ち着きそうです。ハンター・ドージャーはマイケル・フランコが加入したことでRFでの起用となる見込みです。
アレックス・ゴードンの2020シーズンの活躍に期待したいと思います。
前オーナーのデービッド・グラスが亡くなる
オーナーが入れ替わり、新体制となったカンザスシティ・ロイヤルズ。
そのオーナーの交代を待つかのように前オーナーのデービッド・グラスが1月9日にお亡くなりにました。享年84才。2015年のワールドシリーズ・チャンプは機動力と守備力を駆使した素晴らしい戦いぶりでした。ご冥福をお祈りします。
お読みいただき、ありがとうございました。
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