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【訃報2012】日本でも人気のあった名捕手、ゲーリー・カーターさんが亡くなる

ゲーリー・カーターさんの訃報

こんばんは。

エクスポス⇒メッツで活躍し、野球殿堂(Hall of Fame)入りのGary Carter (ゲーリー・カーター)さんが2012年2月16日、お亡くなりになりました。

80年代のMLBを代表する選手の一人でした。

57歳。死因は昨年5月に患った悪性の脳腫瘍ではと言われています。MLBファンとして、お悔やみ申し上げます。

ゲーリー・カーターさんとは

カーター選手は日本でもとてもファンの多い選手でした。

かつてニュー・ヨークに買付に行った際に、地元のショップで復刻の背番号Tシャツ(MLB Player Tee)を仕入れたことがあります。

地元だけあってなかなかの品揃えでして、現役選手のTシャツとともに復刻(Cooper’s Town)レーべルのTシャツも販売されておりました。

メッツは、ドワイト・グッデンとともに、ゲイリー・カーターさんのTシャツも。

日本に帰国後、店頭とネットで販売したのですが、目の肥えたMLBファンの方が多く、
カーター選手の先番号入りTシャツは早々に売り切れとなってしまいました。

それくらい、人気のあった選手です。

80年代初めは日本でもMLBの放送を見ることの出来る時代でした。

確かフジテレビ系列で毎週日曜のお昼に放送があったからです(関西地方ではそうでした)。

カーター選手はそんな80年代を代表する選手だったので、日本人も記憶に残っている方が多かったのだと思います。

アメリカにおいても、当然とてもファンに愛された選手でした。捕手でありながら、主軸を打つという数字での貢献と、数字には表れないハツラツプレーでチームを引っ張るリーダーシップ。

むしろ後者の方がファンに愛されていたところかもしれません。

カーター選手の成績

通算:2296試合に出場で、2092安打、打率2割6分2厘というが凄いです。

オールスター出場11回、うち2度のMVP受賞。86年にはワールドシリーズチャンプとなっています。86年のワールドシリーズは、MLBファンの間でも語り草となっている、あのワールドシリーズです。

ミラクル・メッツ

レッドソックス3勝2敗で迎えた第6戦(シェー・スタジアム)、延長にもつれ10回表に2点を勝ち越し5‐3とし、68年ぶりワールドチャンプまであと一人となったレッドソックス。

これでレッドソックスの「バンビーノの呪い」も解けたと思った瞬間から、メッツの奇跡が始まりました。

2アウトから2連打、そしてタイムリーでまず1点追加。その後打者ウィルソンが粘る間にワイルドピッチで1点追加で5‐5の同点に。

粘ったウィルソンが10球目に放った当たりは、バウンドの高いファーストゴロ。しかし、一塁手ビル・バックナーの手前でバウンドが変わり後逸。

大きく逸れたボール追う間に2塁走者が生還し、6‐5でメッツがサヨナラ勝ち。

続く第7戦も勝利したメッツが、ワールドシリーズチャンプとなりました。

第6戦の後逸は「史上最悪のトンネル」と言われ、レッドソックスファンにとっては「バンビーノの呪い」の力(4度目)を再認識せざるを得なかったゲームです。

カーター選手はその第6戦に、4番で出場し、8回に3‐3の同点に追いつくタイムリーを放ち、
奇跡の10回裏も2アウトからチャンスの口火を切るヒットを放っています。

ファンの心に残るプレーヤーでした。

お読みいただき、ありがとうございました。

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