Two down, two to go. #WorldSeries pic.twitter.com/5n7YF3I1Tr
— MLB (@MLB) October 25, 2018
現地2018年10月24日、WS 2018 Game2が気温8.3度の中、行われました。
華やかな1stピッチ
ゲーム前には2004年のWSチャンプメンバーによる1stピッチが行われ、当時メンバーだったドジャースのD・ロバーツ監督もスタンドから多いに拍手を浴びるいいシーンがありました。
登場したのはデービッド・オルティズ#34, ペドロ・マルチネス#45, ケビン・ミラー#15, ティム・ウェイクフィールド#49, ジェイソン・バリテック#33, キース・フォーク#29(当時のクローザー)、アラン・エンブリー#43(当時の左腕リリーフ)。
この日は来ておりませんが、カート・シリングやデレク・ロウなども当時のメンバーです。
こう見ると、クローザーやセットアッパーは大事な仕事をこなしていて、彼らの活躍なしにはWSチャンプもなかったはずなのに、パッと出てこなかったりするという悔しい感覚にも陥ります。よって、彼らの仕事を忘れないためにもこうやってアーカイブ目的で書くのも一つの目的みたいに感じたりしております。
ゲームの方ですが、デービッド・プライスがよかったですね!
デービッド・プライス、6回被安打3
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前回のALCSでの先発勝利がきっかけとなったのか、この日のデービッド・プライスは非常によかったです。4回にちょっと集中打を浴びましたが、立ち上がりに至ってはノーヒッター・ペースでした。4回につかまった後の5回、6回をいずれも三者凡退に抑えたのがしびれました。
プライス、呪縛が解けてほんとうによかった!
ゲーム展開の動画です↓。
ムーキーが3安打
この日大暴れだったのが1番のムーキー・ベッツ。4打数3安打の活躍でした。
レッドソックス打線は非常に機能していて、やはりGame1のベニンテンディーの活躍が効いていたと思います。
ベニーにも意識が分散することで、「今は俺と勝負だろ」と言わんばかりにムーキーが打ち、ピアースがじっくりボールを見極めて、4番にJ.D.が座る。J.D.がたとえミスったとしても5番のボガーツがフォローし、ボガーツが駄目でも6番のデバーズ、7番のキンスラーが網を張っており、ちょっと気を抜きたいところの8番にはALCS MVPでチャンスにめっぽう強いJBJが待ち構え、1番のムーキーに意識が行くことで9番の捕手もコツコツとヒットを重ねる。
もう漫画のようなつながりを見せています。
また投手の流れも素晴らしいです。
ドジャースは6回までにリードしないと
このWSは、Game1でイオバルディがフル回転することが明らかになりましたが、仮にGame4でも先発しないとなると、8回のセットアップにイオバルディ、9回にキンブレルと盤石の終盤が確立しています。
そしてこのWSではJ・ケリーが非常にいいです。Game1、2とパーフェクトな投球を見せています。ケリーは先発の出来とゲームの展開次第で登板は前後しますが、仮に7回に固定となると、ドジャースは6回までにリードしないといけない展開に。こうなると厳しいですね。
ドジャース3安打
この日のドジャースはレッドソックス投手陣から3安打。ちょっとつながりを欠いてしまいました。セール、プライスが登板ということでマンシー、ベリンジャー、ピダーソンという左のいい打者をフルに使えなかったのが痛かったです。
ここまでレッドソックスのいいところが目立ちますが、ドジャースもGame1では5回まではがっぷり四つでしたし、この日の4回の集中打も見事ですからこのまま引き下がるとは思えません。
Game3は念願の右投手、ポーセロが出てきますから、ここで勢いを取り戻したいところです。そしてベッツ、ベニーの1、2番の出塁率を下げることに全力を尽くしてくると思われます。
一方、レッドソックスはここで一気に畳み掛けたいところです。
WSは何があるかわかりませんので、今後の展開も目が離せません。
経過
【P】
- LAD: Ryu(4.2)→マッドソン(0.1)→ユーリアス(1.0)→前田投手(0.2)→アレクサンダー(0.1)→バエス(1.0)
- BOS:プライス(6.0)→ケリー(1.0)→イオバルディ(1.0)→キンブレル(1.0)
【得点ログ】
- 2裏(BOS): 1アウト後、ボガーツがあわやHRのダブル。デバース三振後、キンスラーがLF前シングルで1点。(LAD 0-1 BOS)
- 4表(LAD): 先頭フリース、次打者マチャードが連続シングル。テイラーが四球でノーアウト満塁。ケンプが犠牲フライでLAD同点(LAD 1-1 BOS)。ヘルナンデスが三振で2アウト。プイーグがCF前タイムリー。マチャードが2塁から生還。LAD勝ち越し(LAD 2-1 BOS)。
- 5裏(BOS):2アウト後、バスケスがシングル。ベッツもシングルで続き、1、2塁。ベニーが四球で満塁となったところでLADはR・マッドソンにスイッチ。ピアースが四球で押し出しで同点(LAD 2-2 BOS)。J.D.がしぶとくRF前に落とし、ベッツとベニーが生還(LAD 2-4 BOS)。
お読みいただき、ありがとうございました。
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