どうなるクリス・セールの相棒!
現地2019年12月2日の情報になりますが、レッドソックスの動きを記載しておきたいと思います。
ノンテンダーデッドラインの日にレッドソックスは捕手のサンディー・レオンのトレードを成立させました。サンディー・レオンはインディアンスへのトレードです!
トレード概要
トレードは1対1で、レッドソックスからインディアンスへは捕手のサンディー・レオン( Sandy Leon)が、インディアンスからレッドソックスにはドミニカ共和国出身の21才のプロスペクト右腕、アデニーズ・バーティスタ(Adenys Bautista)が動きます。
インディアンスはホイトとプラウェッキーをノンテンダー
サンディー・レオンの加入によりインディアンスはロスターを空けるため、右腕のジェームズ・ホイト(James Hoyt )をDFAとしました。なお、ホイトはノンテンダーFAとなっています。また、捕手のケビン・プラウェッキー(Kevin Plawecki)もノンテンダーFAに。ケビン・プラウェッキーは調停で$1.5Mのサラリーが見込まれていたので、レオンの加入もありノンテンダーとなったのでした。
レオンのサラリー
2020シーズンに31才となるサンディー・レオンは2020年1月時点でのMLSが5.144。今オフは3度目の調停イヤーでした。2019年は開幕前にアウトライト・ウェーバーとなり、そのままトリプルAで開幕を迎えるも、4月16日にメジャーへ昇格。2019年のサラリーは結局、ボーナスも込で$2.475Mに。
サンディー・レオンは形としてはテンダーとなり、トレード前にレッドソックスと1年$2Mでサイン。
市場では調停で$2.8Mという数字が出ていたのですが、レオンは早めにサインしました。そしてスタメン・マスクでの出場が75試合、あるいは100試合となった場合、それぞれ$25Kずつのボーナスが付与される条件も付いています。
今回、インディアンスへのトレードもこれがそのまま引き継がれることとなっています。
インディアンスではバックアップ
インディアンスには2019年ゴールドグラブ賞のロベルト・ペレスがおりますので、レオンはバックアップ扱いとなります。
レッドソックスは捕手補強をどうするか?
サンディー・レオンがトレードされたことで現時点でのレッドソックスの捕手はクリスチャン・バスケスのみ。これはFA市場から補強すると見られていますが、今のところ候補の名前は上がっていません。
クリス・セールのバディだが
もっとも懸案なのがクリス・セール登板時の捕手。レオンはクリス・セールの相棒のようなキャッチャーでした。
【クリス・セール登板時の捕手-2019】
- レオン: 19試合、116.1イニング、ERA 3.79
- バスケス:6試合、31.0イニング、ERA 6.68。
レオンがいなくなったことでクリス・セール登板時の捕手が誰になるのか注目ですね。
レッドソックス、ノンテンダーの2人と再契約
レッドソックスは2日のノンテンダーデッドラインでは二人の選手をノンテンダーとしました。
- マルコ・ヘルナンデス(Marco Hernandez)2B
- ジョシュ・ オーシック(Josh Osich) LHP
ところが一夜明けた12月3日に、二人とサイン。ともにFAではなくなりました。
お読みいただき、ありがとうございました。
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