レッドソックスが7連勝で首位
前日のGame1が天候ではなく、暴動の恐れがあったことから、中止になったレッドソックス@ツインズ戦。現地2021年4月13日(火)のGame2は無観客になることも想定しましたが、無事にお客さんを入れて行われました。
前日、中止になったのはミネソタの警察官がアフリカン・アメリカンの少年を射殺してしまったためですが、これに関しては、そういった事実があったということだけここに記しておきたいと思います。現場の人でないとわからない面もあるからです。
極寒のミネソタ
もともと春先はとんでもなく寒いミネソタですが、ターゲット・フィールドは屋外球場。現地2021年4月13日のレッドソックス@ツインズ戦は、ローカル時間で午後1時過ぎのプレー・ボールでしたが、気温が摂氏0.5℃で雪がちらつくなか、行われました。
先制はツインズ
投手にとっては可哀想な環境で行われたこのゲームですが、ツインズがJ.A.ハップ、レッドソックスがマーティン・ペレスという二人の左腕の先発となりました。
J.A.ハップは今季からツインズに、そしてマーティン・ペレスは、2019シーズンにツインズに在籍。そのシーズンは10勝をマークしました。
先制はツインズで、立ち上がり寒さのせいかコントロールが定まらず、5者連続出塁を許したマーティン・ペレスが2点を許し、レッドソックスが追いかける展開に。
BOS、下位打線で同点に
2回以降、アウトになるならさっさとアウトにということではないのでしゅうが、両チームともに、ランナーは出しても淡白な攻撃が続いていました。
レンフローが追撃のHR
5回表、2アウトを取られたレッドソックスですが、ハンター・レンフローがJ.A.ハップのスライダーを捕らえ、CFへ今季第1号のソロHRで追撃開始。
つづく8番のクリスチャン・アローヨもシングルで続き、9番のボビー・ダルベックが技ありの打撃で、RF線に二塁打を放ち、1塁からアローヨが還って同点に。レッドソックス、中盤でJ.A.ハップを捕まえました。
沢村、ERA0.00
同点に追いついたレッドソックスは6回裏から2番手で沢村投手が登板。先頭打者のウィリアムズ・アーストゥディヨのSSゴロをボガーツが1塁に浮いた送球を投げて出塁を許したものの、アンドレルトン・シモンズをダブルプレーに、そしてジェイク・ケイブを三振に仕留め、見事なリリーフを披露。
日本のパワー右腕はこの日、MAX96.8mphをマーク。もうメジャーのリリーバーとして貫禄さえ出てきました。沢村投手はこの日の投球も含め、ERAは0.00です。
ダルベック、デバースが活躍
終盤8回表、レッドソックスは先頭のクリスチャン・アローヨが二塁打で出塁。つづくボビー・ダルベックが5回表のデジャビューを見るかのようなライト線への二塁打を放ち、3−2と勝ち越しに成功。
レッドソックスは9回にもラファエル・デバースにRFへの大きなHRが出て追加点。4−2のスコアで勝利しました。
6回から勝利の方程式!?
メジャーのリリーバーは登板翌日は投げさせないケースが多いですが、この日のレッドソックスのリレーは完璧。6回に沢村投手、7回にアダム・オッタビーノ、8回にダーウィンゾン・ヘルナンデス、9回にマット・バーンズ。これはひょっとしたら、勝利の方程式になるかもわかりませんね。
J.D.の記録が途絶える
開幕から8試合連続でエクストラベースヒット(二塁打以上)を記録していたJ.D.マルチネスですが、1日空いてしかも、極寒だったからか、この日は3番DHで出場するも4-0。
開幕から9試合連続長打のMLB記録の達成はなりませんでした。
レッドソックスは開幕でオリオールズに3連敗した後、7連勝。シーズン成績を7勝3敗とし、ALイーストの首位に立ちました。と言っても、現地2021年4月13日時点では、レッドソックス以外の4チームが5勝なので、まだ日替わりで順位が入れ替わる段階です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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