今季2度目のシリーズもスイープ
現地2021年6月27日、ヤンキース@レッドソックスのGame3が行われ、レッドソックスが9-2で完勝。序盤3イニングで6点を奪い、早期に勝負を決めました。
今季2度めのライバル対決もレッドソックスがスイープ。過去2年の埋め合わせをするような戦い方になっています。
【Gm3】キケ、デバース、JDがHR
Game3はヤンキースがゲリット・コール。レッドソックスがエドゥアルド・ロドリゲスという顔合わせ。
レッドソックスは初回から打線が活発。リードオフに入ったキケ・ヘルナンデスが、ゲリット・コールのこの日の最初の投球をLFへラインドライブのHR。
さらに、シングルで出塁したアレックス・ベルドゥーゴ、四球で出塁したJ.D.マルチネスを塁に置いて、ラファエル・デバースが右中間へ3ランHR。レッドソックスが初回に一気に4点を奪いました。
また3回裏にはイニング先頭のJ.D.マルチネスがCFへソロHRを放ち、5-0。1アウト後、クリスチャン・バスケスが犠牲フライを放ち、6-0。
ゲリット・コールは5イニングまで投げましたが、この日は被安打8、失点6、自責点5、四球2、奪三振6 、被本塁打3というきびしい内容でした。
ゲリット・コールは6月に入り、ERAが4.65。粘着剤のチェック開始から2回登板しましたが、いずれもチームは敗れております。ヤンキースが乗り切れない要因の一つになっています。
この日、6イニングまで投げたエドゥアルド・ロドリゲスは6回表にアーロン・ジャッジに2ランHRを浴びるも、この日はこの2失点のみでした。レッドソックスは、ダーウィンゾン・ヘルナンデス、ギャレット・ウィットロックとつなぎ、ヤックセル・リオスとつなぎ、9-2で勝利しました。
- BOX SCORE(Game3)
では少し、3連戦を振り返ってみます。
【Gm1】ペドロイアのセレモニー
現地2021年6月25日に行われたGame1ではヤンキースがドミンゴ・ヘルマン、レッドソックスがマーティン・ペレスが先発。
ゲームに先立って、ダスティン・ペドロイアの引退セレモニーが行われました。
ハンター・レンフローが攻守に活躍
Game1は好ゲームでした。初回、リードオフに入ったマイケル・チャビスがシングルで出塁。チャビスはファイターなので、彼が活躍すると本当に頼もしいです。それをきっかけに、ザンダー・ボガーツと、ハンター・レンフローの2本の二塁打でレッドソックスが3点を先制。
一方、ヤンキースも2回表、押出四球とD.J.ルメイヒューのタイムリーなどで3得点。序盤にゲームタイとなるスリリングな展開に。
レッドソックスは3回裏、ハンター・レンフローの犠牲フライで1点を勝ち越し、4−3のスコアに。
素晴らしかったのは4回表。ヤンキースは先頭のジオ・アーシェラが2塁打で出塁。つづく、ミゲル・アンドゥハーはRFへシングルを放ち、1点かと思われましたが、そこをRFのハンター・レンフローがホームへナイス送球。レッドソックスはこれで1点をセーブし、この回を無得点としました。
レッドソックスは澤村投手が4回途中から登板。6回と7回の2イニングはギャレット・ウィットロックが、さらに8回からはアダム・オッタビーノ、9回はマット・バーンズ。それぞれが無失点でリレー。
8回にも1点を追加したレッドソックスが5-3とまずはGame1をゲットしました。
- Game Score(Game1)
【Gm2】イオバルディが8イニングまで登板
Game1同様に見応えのあったのがGame2。ヤンキースがジョーダン・モンゴメリー、レッドソックスがネイサン・イオバルディが先発。
ともに安打を打たれながらも要所を締めてきた両先発でしたが、レッドソックスは2回裏に2つの犠牲フライで2得点。
3回裏にはハンター・レンフローのシングルで3点目。
ネイサン・イオバルディは7イニングまで無失点。そしてそれに報いるかのように、7回裏にボガーツの犠牲フライが出て4-0のスコアに。
そして8回もマウンドに上がったネイサン・イオバルディ。しかし、D.J.ルメイヒューに一発を浴び、惜しくもシャットアウトとはいきませんでした。
なお、8回2アウトからイオバルディを救援した澤村投手でしたが、この日は最後の1球が決まらず、1アウトをとれずに3四球で降板。
しかし、アダム・オッタビーノが澤村投手の3四球をキャンセルし、見事に火消ししました。
9回表、アダム・オッタビーノが1点を奪われますが、最後はマット・バーンズを出すことなく、華麗なダブルプレーでゲームを締め、4-2のスコアでレッドソックスが勝利したのでした。
- BOX SCORE(Game2)
追記:レッドソックス4連勝
現地2021年6月28日、レッドソックスはロイヤルズとのシリーズ。レッドソックス先発のギャレット・リチャーズが序盤2イニングで5失点を喫するも、4回裏にはレッドソックスが5-5のタイスコアに。
6回裏、ハンター・レンフローがHRを放ち、6-5と勝ち越しに成功。
その後は澤村投手、ジョシュ・テイラー、マット・バーンズが無失点リレーを披露し、6-5で勝利。
レッドソックスはこの勝利で48勝31敗とし、単独首位で2位レイズに1.0ゲームをつけています。
お読みいただき、ありがとうございました。
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