クラブオプションを行使
現地2021年11月22日、レッドソックスは監督のアレックス・コーラとのクラブオプションを行使。2024年まで契約を延長しました。
The #RedSox today announced that they have exercised Manager Alex Cora’s club option for the 2023 and 2024 seasons. pic.twitter.com/UYJwdbObgV
— Red Sox (@RedSox) November 22, 2021
契約内容
レッドソックスとアレックス・コーラとの現契約は以下の通りでした。
- 2年(2021-2022)+ 2023-2024クラブオプション
2022シーズンまでの契約に加えて、2023-2024年の2シーズンのクラブオプション付き。今回は2023-2024年の契約を更新したことになります。金額は明らかにされていません。
リンク(アレックス・コーラ)
2021 MOYで5位
アレックス・コーラは2021年のMOY(マネージャー・オブ・ザ・イヤー)の得票でも5位に入りました。
2018、2019、2021と指揮を執った3シーズンで計284勝202敗をマーク。勝率は.584。2018年はワールドシリーズ・チャンプに。
かなり客観視するような振る舞いに
2018年、監督として初めて采配をふるったシーズンでは、自身もまるでフィールドでプレーしているかのように、1球1球に集中していたのが印象的で、非常に熱心な監督というイメージがありました。
しかし、例の事件で2020年のサスペンションを経て、監督として戻ってきた今シーズンはベンチであまり動かなくなりました。何か、達観したような感じで冷静に戦局を見守るスタイルに。
やはりあの1年でかなり変わったのだなと思わせました。
短期決戦に強い
戦力の大きさもありますが、とにかくポストシーズンに強いのがアレックス・コーラ。シーズン後半にブルペンも打撃も急降下し、ポストシーズンも危ぶまれましたが、勝負所でニック・ピベッタやギャレット・ウィットロックを要所で起用。さらに、キケ・ヘルナンデスの打順を入れ替えるなど、調子の良い選手がさらに力を発揮するような戦略も見てとれました。
コーラの采配がないと、ALDSではレイズのランディー・アロウザリナらにころっとやられていたかもしれません。
レッドソックスはこれで2022年から2024年の4シーズンで、フロントと現場の足並みが揃えて戦う体制が出来ました。
それにコーラは選手から人気があるのも確か。その点も見ている方としては安心します。
E・ロッドに代わる左腕の補強
あとはこのオフシーズンにフロントがどこまで頑張るか?ですが、CBAが更新されないと、各選手との契約も贅沢税の基準額の設定も出てこないので、ここでもやはりCBAの問題に突き当たってしまいます。
とは言え、噂になっているスティーブン・マッツとの契約を完結させられるのか、ここも注目です。クリス・セールに次ぐ、ローテーションがいるのといないのとではゲームプランも変わってきますからね。
あとはブルペンですね。
レッドソックスのオフの動向も見逃せません。
お読みいただき、ありがとうございました。
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