PSで大活躍のキアマイアーが出るか?
現地2020年11月15日、ちょっとびっくりするようなお話が出ました。あくまで噂レベルの段階であることはご承知ください。
今ポストシーズンのキーマンであり、CFの守備だけでなくその打撃でレイズのワールドシリーズ進出に大きく貢献したケビン・キアマイアー。
タンパベイ・レイズはそのチームの顔とも言うべきスターを今オフ、トレードの候補に据えることを考えているというお話が出てきました。
サラリー・シェッド(削減)が目的
その噂の出どころは、タンパベイ・タイムズのマーク・トプキン氏。そしてキアマイアーのトレード話の目的はサラリー削減というもの。
There’s reasons the Rays will look different in 2021
大幅な収益減
景気の悪いお話ばかりで申し訳ないのですが、レイズは2020年収益を大きく落としています。その一つが入場料収入が途絶えたということ。また、ヤンキースなどの人気クラブとの対戦は維持出来たものの放送権収入もどこまで入るのか未定です。
またレベニューシェアリングの額も大きく減らすようです。要は約$70Mほどの選手の年間サラリーを賄えないほどの金額になるのは確かということのようです。
当然、そこで出てくるのがサラリーシェッド(給与の削減)のお話です。
キアマイアーの契約
ケビン・キアマイアーは2017年3月に、レイズと6年/$53.5M (2017-22) + 2023 クラブオプションの契約延長に合意。2023年は$13Mでバイアウトは$2.5M。
サラリーは2020年が$10M(日割りで37%に)、2021年が$11.5M、2022年が$12M。
レイズにとってこのサラリーはかなり痛いようです。
モートン、ズニーノの2021年オプションを拒否
レイズはすでにチャーリー・モートンとマイク・ズニーノの2021年のクラブオプションも拒否。
モートンは$15M、ズニーノは$4.5M。モートンの場合はべスティングオプションで成績の範囲では$15M満額はなかったものの拒否しました。ズニーノの$4.5Mの拒否もちょっと驚きました。ちなみに筒香選手は$7Mあります。
ニーアンダーGM「フレキシブル」に
エリック・ニーアンダーGMはこのオフは柔軟性をもって対処すると宣言。それを考えるとキアマイアーをトレードに出し、プロスペクトを獲得というプランもあり得ます。
ワールドシリーズで.368
ケビン・キアマイアーはポストシーズンでは打線のキーマンでした。彼がスタメンから外れたALCSの3試合、レイズは3連敗を喫しました。
ワールドシリーズでは19打数7安打で、打率.368、OBP .400、SLG .737、HR 2、RBI 3と活躍。
そのキアマイアーもトレードのカードにせざるを得ない状況というのがレイズのファイナンスのようです。
JBJ、ジョージ・スプリンガーとともに
もしもケビン・キアマイアーがトレード市場に出たとすると、今オフはFAのジャッキー・ブラッドリー・Jr、ジョージ・スプリンガーとともにCFの市場にも大きな影響を与えそうです。
果たしてどういうことになるのか、注目しておきたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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