参考記録のコンバインド・ノーヒッター
現地2021年7月7日、トロピカーナ・フィールドで行われたインディアンス戦で、タンパベイ・レイズがコンバインド・ノーヒッターを達成。
ただし、ダブルヘッダーのGame2で、規定により7回で終了となるため、公式には記録されないノーヒット・ノーランとなりました。
今季のノーヒットノーラン
2021シーズンのノーヒットノーラン達成状況は以下の通りです。公式記録としては7個、参考記録としては今回のレイズで2度め。
【2021シーズンのノーヒットノーラン達成】
- ジョー・マスグローブ (SDP) : 現地2021年4月9日 @ TEX
- カルロス・ロドン(CWS): 現地2021年4月14日 vs CLE
- ジョン・ミーンズ(BAL): 現地2021年5月5日 @SEA
- ウェイド・マイリー(CIN): 現地2021年5月7日 @CLE
- スペンサー・ターンブル(DET): 現地2021年5月18日 @SEA
- コーリー・クルーバー(NYY): 現地2021年5月19日 @TEX
- コンバインド(CHC):現地2021年6月24日 @LAD
参考記録
- マディソン・バンガーナー(ARI): 現地2021年4月25日 @ATL
- レイズ・コンバインド
なお、過去記事にも書いていますが、シーズン最多のノーヒットノーラン達成は7度。今季は前半戦ですでにタイとなっています。
また強粘着剤のチェック開始が現地2021年6月21日からのスタートでしたから、今回はその規制開始後2度めの達成です。
【シーズンノーヒッター記録】
シングル・シーズンでの最多は8度で、1884年。これは古すぎるので、1900年以降の近代野球で行きますと、7度が最高。
1990、1991、2012、2015年の4シーズンで達成しています。
5人で達成
今回の参考記録のコンバインド・ノーヒットノーランは以下の投手で達成されました。
- コリン・マクヒュー:2.0 IP/ 0 BB & 3 SO
- ジョシュ・フレミング: 2,2IP/ 1 BB & 2 SO
- ディエゴ・カスティーヨ: 0.1 IP / 0 BB & 0 SO
- マット・ウィスラー: 1.0 IP/ 1BB & 2 SO
- ピート・フェアバンクス: 1.0 IP/ 0 BB & 1 SO
5人でBBが2個だけでした。
ワンダー・フランコ、好プレー連発
ノーヒット・ノーヒット達成の影には好プレーがあるものですが、この日のレイズは3Bを守ったワンダー・フランコが好プレーを連発。
普通にさばくゴロでも、非常にきれいな処理。さらに、送球がすごかったです。1Bのヤンディー・ディアスのグラブの音が凄まじかったですね。
インディアンス、非公式ながら3度めのNO-NO
なお、インディアンスは過去にすでに2度、ノーヒットノーランをされています。今回は参考記録となったので、3度めのノーヒットノーランを食らったことにはなっていませんが、実質3度めを喫したと言っていいでしょうね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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