レンジャーズの2つのディール
現地2019年1月28日、レンジャーズに関して2つの話題がありましたので記載したいと思います。
まずはシンデレラ・ストーリーになるかもしれない話題からです。
クリス・ナン、アプリきっかけでレンジャーズ入り
現地2019年1月28日、テキサス・レンジャーズは28才の99mph左腕、クリス・ナン(Chris Nunn)とマイナー契約を結びました。
クリス・ナンは2018年独立リーグのセント・ポール・セインツで投げていた投手。ダブルAのリーグに入っているのでレベル的にもそれくらいと考えていいと思います。
すごいのが、アプリきっかけでレンジャーズがスカウトを送り、契約したというもの。97mphが出ておりますね。
これでメジャーデビューしたら、若手にチャンスが広がりますね。
もともとはパドレスでドラフト
このクリス・ナン投手はもともとは2012年にパドレスの24巡目指名でプロ入りしていた投手。
プロ入りから2年経過した2014年にはシングルAプラスで実績を上げ、飛躍するチャンスでもあったのですが、ここから結果が出ずに以降、低迷。
2018年前半にはアストロズ傘下のトリプルAまで行きましたが、リリース。
シーズン後半は独立リーグで投げておりました。
独立リーグではスピードも復活し、2018年は7勝3敗。なんとかチャンスをということで、ツイッターアプリに動画を投稿したところ、レンジャーズ・スカウトの目が止まり、チェックの末晴れてマイナー契約に。
このスプリングトレーニングでは大きなチャンスを掴むかもしれません。
お母さんががんで化学療法で頑張っておられるようなので治療費も含めて稼いでもらいたいですね。楽しみな選手です。
レンジャーズ、ショーン・ケリーと1年で合意
現地2019年1月28日、レンジャーズはアスレチックスからFAとなっていたショーン・ケリー(Shawn Kelley )と1年で合意しました。
金額は1年250万ドル、2020年はクラブオプションで、行使なら250万ドル。25万ドルのバイアウトが含まれておりますので、実質2019年は275万ドルというところです。
2018年癇癪でナッツをリリース
ショーン・ケリーは2018年、癇癪でナショナルズを実質リリースとなりました。
大量失点で敗れているところに登板のコールがかかり、こんな試合になんで俺なんだ!とブチ切れたのが災いしました。
その後、アスレチックスがショーン・ケリーを獲得。ケリーとすればナッツのやめ方があまりよろしくなかったために、後ろめたいところもあったのか、アスレチックスではWC進出に貢献。
移籍後はいい仕事をしました。
2019年4月後半で35才になるベテランですが、50試合以上はゆうに登板できますので、今年の活躍が楽しみです。
MLB10年で通算443試合に登板、27勝23敗、ERA 3.67、417.1イニングで478奪三振。
レンジャーズのブルペン強化に一役買いそうです。
↓音楽つきですが、いい動画であることは確かです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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