背番号29はレンジャーズの永久欠番に
現地2019年6月8日(土)、グローブ・ライフ・パーク・イン・アーリントンでエイドリアン・ベルトレの背番号29がリタイアード・ナンバー(Retired Number:永久欠番)になったことを記念するセレモニーが行われました。
セレモニーはGame2の前に
もともと2月の告知ではこの日のゲーム開始20:05前の19:35分ころから開始される予定でした。
セレモニーはほぼ予定通りに開催されたのですが、当日はダブルヘッダーでした。4月13日のアスレチックス@レンジャーズ戦が雨でリスケジュールとなったゲームがセレモニーの前のGame1で行われ、レンジャーズが10-5で勝利しています。
ベルトレの人となりが出た素晴らしいスピーチ
そのセレモニーですが、これがなかなかよかったですね。
とにかくベルトレの人となりが出た素晴らしいセレモニーだったと思います。
エイドリアン・ベルトレとは
エイドリアン・ベルトレの実績をさらっとお伝えしますと、メジャー通算21年で3,166安打、477本塁打、636二塁打、1,707 RBIを達成。通算打率は.286。
Awardはゴールドグラブ賞5回、プラチナ・グラブ賞2回、シルバースラッガー賞4度、オールスター4度。
タイトルは2013年安打数1位(199安打)。2004年ホームランタイトル(48本)。
感謝のスピーチ
これだけの実績を積みながら、スピーチでは家族の支えだけでなく、自分のキャリアにとって大事な人たちの名前を読み上げました。
特にレンジャーズのトレーナー、メディカル・スタッフへの感謝の言葉を述べたところはよかったですね。
トミー・ラソーダやマイケル・ヤングも駆けつけた!
そしてめでたい日を祝うようにドジャースでのキャリアをスタートさせた時のボス、トミー・ラソーダも式典に駆けつけました。
そしてレンジャーズと言えば、マイケル・ヤングですね。彼も式典に駆けつけています。
ほかにラウル・イバニエス、デービッド・マーフィー、ブロードキャスターのエリック・ナデル、そしてGMのジョン・ダニエルズ。
こういうところが愛される理由でしょうね。
アンドラスからカスタム・ローブのプレゼント
そして、やはり笑いもありました。
エルビス・アンドラスがプレゼントしたのはチームのみなで特注したベルトレの背番号の入ったバスローブ。
また似合っていましたね。
そして去り際にやはりいたずらをしてくれました。
本当にこの二人のコンビ芸はよいですね。
引退しても愛され続けるベルトレでした。
今度は監督としてグランドに呼ばれそうですね。
レンジャーズのRetired Number
レンジャーズの永久欠番はベルトレで5番目です。
- #7:イバン・ロドリゲス
- #26:ジョニー・オーツ
- #34:ノーラン・ライアン
- #42:ジャッキー・ロビンソン(各クラブ共通)
- #29:エイドリアン・ベルトレ
なおダブルヘッダーのGame2もレンジャーズが3−1で勝利。先発のエイドリアン・サンプソンがアスレチックス打線から完投勝利を上げています。
お読みいただき、ありがとうございました。
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