プロファーがWBC2013に参加
WBC2013のオランダ代表の暫定ロスターに、テキサス・レンジャーズのトップ・プロスペクトである、ジュリクソン・プロファー(Jurickson Profar)が入っていましたね!!
【動画】Profar’s great play(2012年9月19日)
キュラソー島
プロファーは、キュラソー島の出身です。地理的にはほぼベネゼエラの沖合に位置しておりますが、歴史的には「オランダ領」でした。
1970年のオイルショックにより、キュラソー島に進出していた石油のメジャー資本が手を引き、現在はオランダの特別自治体ということになっております。
プロファーがWBCに出場するかどうか楽しみにしていたのですが、当初は地理的な点からベネゼエラの代表に加わるのかと思っていましたが、ここはオランダ代表になっております。
WBCの国籍条項
かつて2006年の大会ではおそらくアメリカ市民であろうピアザがイタリア代表に加わりました。そして2009年にUSA代表だったAロッドが、2009年はドミニカ代表に加わりました。
WBCの国籍条項は一体どうなっているのかと思って調べたところ、こうでした。
どの国に属するかはオリンピック憲章のように明確には決められておらず、アレックス・ロドリゲスなど複数国で代表資格を持つ選手が多い。
選手は下記のいずれかに該当する場合、各代表チームへの出場資格を持つ。
当該国の国籍を持っている。
当該国の永住資格を持っている。
当該国で出生している。
親のどちらかが当該国の国籍を持っている。
親のどちらかが当該国で出生している。
ドミニカ出身選手は、米国市民権を得るためにドミニカ国籍を放棄しなければならず、オリンピック憲章をそのまま適応すれば、ドミニカ代表でプレーできないドミニカ出身選手もいる。
また、イタリア代表にはイタリア系アメリカ人が多く選ばれているが、これは、イタリアがイタリア系の外国人に容易に市民権を与えるため、それを利用した結果であり、アメリカ人をルーツに当たる国の代表に選んでいる、とするのは誤解である。
尚、第3回大会への出場を希望しているイスラエルもイタリアと同様にユダヤ系の外国人に容易に市民権を与えるため、イタリア代表と同様の編成になると思われる
(WIKIより)
プロファーの場合は、出身地そのものがオランダ王国の構成国ということですから、オランダ代表ということになるようですね。近いからと言って決してベネゼエラ代表とはいかないようです(^_^;)
アンドリュー・ジョーンズもキュラー島
同じキュラソー島出身の選手として有名なのが、2013から楽天でプレーするアンドリュー・ジョーンズがいます。彼も2013オランダ代表のロスターに入っています
今回のオランダ代表の有名選手はプロファーとアンドリュー・ジョーンズだけですが、プロファーのような高い潜在能力を秘めた若手がロスター入りしており、楽しみな存在でもあります。
プールBに入っているオランダは台中(台湾)でのゲームで、初戦は2013年3月2日です。
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