ブライアン・レイノルズ & マイケル・ペレス
ここのところ、俄然、注目度が上がってきたのがピッツバーグ・パイレーツ。打線に勢いが出てきました。
そんな中、現地2022年6月29日はブライアン・レイノルズが、そして現地2022年6月30日にはマイケル・ペレスが1試合3HRを放ちました。2試合連続です!
2試合連続は史上2度目
この2試合連続で1試合3HRをマークしたのは史上2度めのこと。あまり聞いたことがありませんからね。1度目はブレーブスで、マーセル・オズーナとアダム・デュバルがそれぞれ2020年の9月1日と2日に1試合3HRを達成。
同月に3人の選手は史上初
また、パイレーツは現地2022年6月19日(日)の父の日にジャック・スウィンスキが1試合3HRをマーク。
今回の2夜連続達成に加えて、同月で別々のプレーヤーが1試合3HRを放ったのは史上初のこととなります。
さらなる更新も
これまでMLBでは、1シーズンで1試合3本塁打ゲームの記録は4度あります。1950年のドジャース、1956年のレッズ、2001年のブルワーズ。
パイレーツは3ヶ月を残していますので、さらなる記録達成の可能性も。
ブライアン・レイノルズ
まずブライアン・レイノルズですが、現地2022年6月29日のナショナルズ戦で達成。
このゲームはブライアン・レイノルズの3HR、6RBIのおかげで8-7でナショナルズに勝利。
マイケル・ペレス
そして2夜連続で続いたマイケル・ペレスは現地2022年6月30日のブルワーズ戦でマーク。
この日のマイケル・ペレスは4打数4安打。第1打席でシングルを放った後、3打席連続でHRを放ちました。キャッチャーで、このゲームが始まる前の打率は.129。まったく打撃を期待されていない選手がまさかの3HRでベンチは大いに盛り上がりました。
このゲームも前日同様に8-7のスコアでブルワーズを下しています。
6月はRUNが上昇
パイレーツは現地2022年6月30日を終えた時点で31勝45敗、勝率.408。勢いが出てきてもまだまだ借金が多いです。
もともと投手陣に課題があるクラブで、チームERA 4.60はMLB25位。ただし、ナ・リーグ中地区はカブスとレッズがさらに悪く、カブスが26位でERA 4.85、レッズがワーストでERAは5.51。
それゆえ、この勝率でも現時点ではナ・リーグ中地区3位につけております。投手陣ばかりはお金をかけていい投手を獲らないと、やはり限界があります。
ここまでの得失点差は、-100。得点282に対し、失点は382。パイレーツが上に行くには、投手力は致し方ないとして打撃力を上げるしかありません。
6月の成績は、10勝18敗で大いに負け越してはいます。
Month | W | L | RS | RA | RS-RA | W-L% |
April | 9 | 12 | 78 | 116 | -38 | .429 |
May | 12 | 15 | 88 | 131 | -43 | .444 |
June | 10 | 18 | 116 | 135 | -19 | .357 |
ただし、RS(Runs Scored)、得点を見ていただきたいのですが、5月の88得点から6月は116得点へアップ。RA(Runs Allowed)、失点は増えてはいますが、誤差の範囲内。
つまり内容はかなり良くなっていると。6月の得失点差はまだマイナスとなっているものの、それでも前月の-43から-19へ向上しています。
パイレーツ、ナ・リーグ中地区を面白くしてもらいたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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