A’s、マナエアまで放出
現地2022年4月3日、開幕まであと4日を数えるばかりとなりましたが、パドレスとアスレチックス間で大物が動くトレードが成立。
アスレチックスのエース、ショーン・マナエアがパドレスに移籍することとなりました。
マット・オルソン、マット・チャップマン、クリス・バシットなどクラブの顔が出て行き、ファイヤー・セール状態が続いているアスレチックス。トレード候補として最後の大物でもあったショーン・マナエアの名前もロックアウト解除後はずっと出ていましたが、3月終盤には沈静化。さすがのアスレチックスもエースだけはキープする決断をしたのか?と思っていましたが、結果は放出ということに。
トレード概要
今回のトレードは2:2です。
パドレスGet
- ショーン・マナエア(Sean Manaea /30)LHP
- アーロン・ホリデー(Aaron Holiday/21)RHP: 2021ドラフト13巡目
ショーン・マナエア
ショーン・マナエアは2021年は11勝。32スタートでほぼ皆勤賞です。今スプリングトレーニングも好調で、3月29日のドジャース戦においても、5.2イニングで被安打がたったの2、失点1、奪三振7と抜群の投球を見せたところ。パドレスはほひょっとしてこの投球を見て欲しくなった??
アーロン・ホリデー
アーロン・ホリデーは2021年ドラフトでピックされた投手。2021年はルーキー・リーグでリリーフで2試合登板したのみ。今季がプロとしての本格的な稼働となります。
アスレチックスGet
- ユーリビエル・アンヘレス(Euribiel Angeles/19)INF/右投げ右打ち
- エイドリアン・マルチネス(Adrian Martinez/25)RHP
ユーリビエル・アンヘレス
こちら、今後表記が変わるかもしれません。一旦はこれでご了承ください。2022年5月の誕生日で20才になるSSでドミニカ共和国出身。2021年はクラスAとAアドバンストに所属。2つのレベルで、105試合に出場。打率.330、HR4、三塁打6、盗塁19、非常に面白い素材の選手。デビューは結構早いかもしれません。移籍後すぐにアスレチックスのトッププロスペクト10位に入りました。
エイドリアン・マルチネス
こちらはパワー右腕のようですね。A’s移籍後すぐに、クラブ内25位にランクイン。ローテーションの候補でもあります。
パドレス、豪華ローテーションに
パドレスはドジャースの左打者を封じたかった・・・そんなふうにしか思えない背景ではあります。この週末はジェイコブ・デグロムの4週間ほどの離脱が決まったメッツとのトレード話があったパドレス。エリック・ホズマーとクリス・パダックが組まれましたが、さすがにパッケージが合わずにこのトレード話は潰えました。
ただ、これだけローテーションが揃うと今後もまだ動くかもわかりませんね。
【パドレスの豪華ローテ】
- ダルビッシュ投手
- ブレイク・スネル(LHP)
- ジョー・マスグローブ
- マイク・クレビンジャー(トミージョン手術から復帰)
- クリス・パダック
- ニック・マルチネス(NPBで活躍)
- マッケンジー・ゴア(LHP、トップ・プロスペクト)
候補だけでこれだけ揃っています。
A’s ローテーション
一方、アスレチックスのローテーションは現時点はご覧の通り。
- フランキー・モンタス(トレードの噂がずっとあった右腕)
- コール・アービン(LHP)
- ドールトン・ジェフリーズ(RHP)
有力候補であったブレント・ハニーウェル・Jr.はまた肘を故障。ちょっとこれからのキャリアは厳しいかもしれません。もう肘のニュースが痛々しいです。
ブルペンに名前が上がっていますが、A.J.パックはさすがにローテーションに入るのではないか?と思われます。なお、今回獲得したエイドリアン・マルチネスも有力候補。
カートセイ監督の凄まじい船出
アスレチックスは今季からマーク・カートセイ監督が指揮を執ります。初采配がこのような状況で、気の毒としか言えませんが、これで勝ち抜けば手腕は評価されますからなんとか頑張ってもらいたいとしか言えません。
お読みいただき、ありがとうございました。
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