パドレスのロスター・ムーブ
現地2023年7月18日、サンディエゴ・パドレスがロスター調整を行いました。
パドレスは現地2023年7月18日時点で44勝50敗と不本意な成績を収めており、ナ・リーグ西地区4位。首位ドジャースとは10.5ゲーム差で、ワイルド・カード3枠目からも8.0ゲーム開いている状況。
ここで一旦はロスターにテコ入れし、戦い方を刷新する意図があるようです。
オドーアをDFAに
今回のロスター調整ではベテラン内野手でルーグネッド・オドーアをDFAに、そして捕手のオースティン・ノラを3Aエルパソにオプションすると発表。
ルーグネッド・オドーアは2022シーズン、若いオリオールズのメンバーを牽引してきたリーダーシップを発揮するも、シーズン後半は打撃不振からか、いらついた表情を見せることが多くなりました。
今季は29才のルーグネッド・オドーアは現地2023年3月1日にパドレスとマイナー・ディールでサイン。無事メジャー・ロスターで開幕を迎えました。
今季は59試合に出場し、打率.210、4 HR、18 RBI。直近15試合の打率も.185と低迷していました。メジャー10年のベテランは、計4クラブで1,154試合に出場し、178 HR、568 RBIのキャリア平均で打率.230をマークしています。
ノラはオプション
33歳のオースティン・ノラは、打率.146、1 HR、8 RBIと低迷。ゲイリー・サンチェスに先発捕手の座を奪われる状況となりました。
オースティン・ノラは2020年のトレードデッドラインでマリナーズから移籍。先日のオールスターに出場したタイ・フランスとのトレードの一部でした。パドレスでは237試合で打率.234、9 HR、86 RBIをマーク。
その他のロスター・ムーブ
捕手を降格させたパドレスは親指を負傷していたルイス・キャンプサーノを60 Day ILから復帰させ、トリプルAから1Bのアルフォンソ・リバスとOFのテイラー・コールウェイ外野手をコールアップ。また、ユーティリティのブランドン・ディクソンもトリプルAにオプションとしました。
さらに、パドレスは40 manの枠を空けるため、右腕のリース・カニーア(Reiss Knehr)を15 Day ILから 60 Day IL へ移しています。
24歳の捕手、ルイス・キャンプサーノは、負傷前の今シーズン、7試合に出場し、21打数5安打、1 HR、2 RBIをマーク。彼はゲイリー・サンチェスのバックアップ・ロールとなります。
また、降格した31歳のブランドン・ディクソンは、パドレスで33試合に出場し、打率.203、2 HR、9 RBI とちょっと厳しい数字を出していました。
昇格するアルフォンソ・リバス(26歳)は、トリプルAエルパソでは58試合で打率.332、9 HR、40 RBIをマーク。
同じく昇格するテイラー・コールウェイ(28歳)はエルパソで78試合に出場し、打率.261、9 HR、49 RBIをマークしています。
17日にゲームがなかったパドレスは18日からトロントにてブルージェイズと対戦します。このロスター調整が機能すれば良いですね。
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