Opening Dayはさらにプッシュバック
現地2020年3月16日午後、ロブ・マンフレッド・コミッショナーがオープニング・デーについて新たなコメントを発表。CDCのガイダンスに従うことで、2週間の延期が決まったOD(Opening Day=開幕)がさらに先へ延ばされることが明らかとなりました。
この日、マンフレッド・コミッショナーは30クラブのエグゼクティブ達とカンファレンス・コールを行い、それに基づいてコメントしています。
これはもうあくまで現地2020年3月16日の段階での判断というしかありません。
CDCのガイダンスにそって
マンフレッド・コミッショナー(ここではMLBとします)が判断の根拠としたのがCDC( Centers for Disease Control and Prevention)が現地2020年3月16日に示した見解。
それによると、「今後8週間は50人以上集まる集会やイベントは取りやめることを推奨します」という内容でした。
早くて5月半ば
マンフレッド・コミッショナーは3月26日の当初の開幕から2週間延びた4月9日の開幕はもはや難しいこと、それでも可能な限り多くのゲームが開催できるよう努力するつもりであるともコメントしています。
今後8週間ということになると5月11日(月)が一つの目安になりますが、それも活動明けの日付です。
選手には2週間強の調整期間が必要
公式には選手も10人以上集まって活動することは控えなければいけませんから、調整期間が必要です。選手側は開幕前に2週間から4週間の調整は必要であることをMLB側に伝えています。
現状ならメモリアル・デーが目安
現状の段階であれば、活動明け+選手の調整2週間で5月下旬が一つの目安で、毎年5月の最終月曜日が設定されているメモリアル・デーが一つの基準になりそうです。2020年は5月25日。これでもまだ早いかもしれませんね。
7月開幕の噂も
メモリアル・デーの開幕はあくまでオプティミスティックな見解と言わざるを得ないです。
社会全体の歩調も考慮すると5月いっぱいは団体の活動は厳しいかもしれませんね。仮にそうなると、選手もかなり間が空きますから、ワークアウトと練習試合に1ヶ月を必要とするかもしれません。6月がスプリングトレーニングの代わりに機能したとすると開幕は7月が現実的かもしれません。
従来型ASGも厳しく
7月14日にドジャー・スタジアムで開催が予定されているオールスターゲームですが、今季のこの調子だと開催が危うくなってきました。
オールスターはそのシーズンの活躍も大きな要素で、今の見込みであれば投票を考慮する期間がすっぽり抜けてしまいます。従来型のオールスターは難しくなってきました。
もしもやるなら形を変えることになりそうです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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