5試合ぶりのHR
現地2021年7月25日、ツインズとの4ゲームシリーズの最後のGameに出場した大谷選手。翌日の26日のロッキーズ戦の先発が決まっているため、移動を伴う登板前日は休ませるのか?とも思いましたが、やはりエンゼルスは大谷選手の力を借りなければならないということで、この日も2番DHで出場。
第1打席でシングル
大谷選手は疲れもあろうかと思いますが、この日も真摯に全力プレー。第1打席では2Bへの内野安打。懸命に駆け抜けました。
第2打席ではツインズ先発のベイリー・オバー(Bailey Ober)の76.5mphの大きなカーブに三振を喫するも、第3打席でついに出ました。
左腕から一発
第3打席、大谷選手の打席でツインズは左腕のダニー・クーローム(Danny Coulombe)にスイッチ。ダニー・クーロームは経験豊富な31才のベテラン左腕で、2017年、アスレチックス時代に72試合でERA 3.48をマークしたこともある投手。
ベテランらしくスライダーでコースをつく投球を見せましたが、2球目、そのスライダーが真ん中に入ってきたところを大谷選手が捉えました。弾丸ライナーでRFスタンドに飛び込んだ当たりは414フィート(126m)。Exit Velocityは112.6mph(181.21kmh)。
かなり強烈な当たりでしたね。左腕からは今季12本目のHRでした。
まだ本調子ではなさそう
見事に結果を出した大谷選手。五輪期間中は、ファンの視線もそれるので、もう少し休めばとも思うのですが、話題もさらっていきますね。
今回のHRは今季初めて見るくらいにバットが遠いところから回ってのHRでした。抜いたボールでしたし、そうなるのも致し方ないのかもしれません。ただ、ボールに当たるまでのバットの動きが大きかったです。そうでないとボールは飛ばないとも言われますが、大谷選手の場合はどうなのでしょうか?初めて見るようなバットの軌道でした。
大谷選手のことですから、出ながら調整していくことでしょう。
本調子の目安は左腕の94mph以上のキツいファストボールへの対応がどうなるのかというところでしょうか。
この日はマルチ
とにかく、この日はマルチ安打となりましたので、本人にとっても結果が伴い一安心というところかもしれません。
8回の申告敬遠でブーイング
8回表、2アウトランナー3塁で大谷選手に回りましたが、ツインズバッテリーは申告敬遠。これにはミネソタのファンもブーイングを起こしました。
今季はツインズとの最後のゲームでしたし、当然これ以降はミネソタでのゲームはありませんから、ファンとしても最後見たかったというところでしょう。
エンゼルス、勝ち越し
この日、ハイメ・バリアを先発に起用したエンゼルス。初回にマックス・ケプラーとブレント・ロッカーにソロHRを打たれ、2失点となり、どうなることかと思いましたが、7回を被安打4、失点2で抑える好投。
元気のないツインズ打線だったとは言え、ジョシュ・ドナルドソンも、ミゲル・サノもいますから、決して楽ではありませんが、よく長いイニングまで投げたと思います。
エンゼルスは6回の大谷選手のHRで逆転。9回表にもいい攻撃で3点を上げ、6-2で勝利しました。
この勝利でエンゼルスは5割。次はロッキーズ戦。このまま貯金へともって行きたいところです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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