直近10試合で8HR
現地2021年7月4日、アメリカは独立記念日。
スタンドには大谷選手の”Happy Birthday”のプラカードを掲げるファンもおりました。大谷選手の誕生日は1994年7月5日。日本時間ではこの日が誕生日であることから、気を利かせたファンが、日本時間に合わせてお祝いをしたというところですね。
このゲーム前までオリオールズとの3ゲームシリーズを2勝0敗でものにしてきたエンゼルス。この日も勝って、スイープとしたいところです。そこに大谷選手がまたやってくれましたね。
31号HRは特大
エンゼルス先発のパトリック・サンドバルが好投を披露している中、打撃陣も前半に効果的な得点を上げました。
1回裏、オールスターにも選ばれたジャレッド・ウォルシュがタイムリー二塁打を放ち、1点を先制。さらに、フィル・ゴセリンもタイムリーシングルで続き、2-0。
そして、3回裏、1アウトから第2打席が回っていた大谷選手は、じっくりとボールを見極め、5球目、やや甘めに入ったオリオールズ先発のトーマス・エシェルマンのスライダーを見事に拾い上げ、これがCF後方へ飛び込む大きなソロHRに。459フィート、139.9mも飛びました。
折返し2日目でもう31号
すごい当たりのHRでしたが、この日83試合目となったエンゼルスは、162試合の折返し2日目。オールスター前のこの時期に、もう31号HRです。本当に驚くばかりです。
あらためて、10年前にこんなシーンを想像できたでしょうか?いや決してできていません。
日本に喜び
週末の熱海での土砂災害も含めて日本では厳しい話題が続いていますが、アメリカで活躍する大谷選手が、厳しい話題を祓ってくれているような、そんなことさえ感じてしまう活躍ぶりが続いています。
直近の量産ぶりとSLG
大谷選手はこのゲームも含めた直近10試合では、なんと8HR。また直近7試合では7HR。量産ぶりがすごいですね。
なお、大谷選手のシーズンのSLGは.704で、これはMLB NO.1。また、直近10試合に限ってのSLGは1.143。直近7試合にしぼりこめば、さらにすごく、SLGは1.320。この直近7試合は、ヤンキース戦で0.2イニングで降板して、1打席しか打っていない日も含めた数字です。どれだけ量産しているかですね。
オリオールズをスイープ
このゲームは6回表にパトリック・サンドバルが先頭から2連続出塁を許したところで降板。無失点でしたが、リリーフのアーロン・スレガーズがまたしても引き継ぐ前のランナーを還してしまい、サンドバルに自責点2がつきました。
またスレガーズからリレーしたアンドリュー・ウォンツも2失点で、4−4のタイスコアに。
9回表、同点でライセル・イグレシアスがマウンドに上がりましたが、セドリック・マリンズの勝ち越しHRを打たれ、4−5に。
しかし、エンゼルスは9回裏、1アウトを奪われることなく2得点を上げ、6-5のスコアでサヨナラ勝ち。
なんとかオリオールズ戦をスイープすることに成功したのでした。
エンゼルスはこれで42勝41敗で貯金1。レッドソックス戦を前に 貯金まで持ち込みました。
お読みいただき、ありがとうございました。
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