大谷選手、23号
現地2021年6月20日、アナハイムで行われたタイガース戦で今季23号HRを放った大谷選手。これまた豪快な一発でした。
5回表に1−3と逆転されたエンゼルスですが、その裏、先頭のデービッド・フレッチャーがシングルで出塁し、ルイス・レンヒーフォの時に、タイガース先発のケイシー・マイズがワイルド・ピッチで二塁進塁を許してしまいます。このワイルド・ピッチでの進塁が大きかったと思います。
スプリット使いのケイシー・マイズから
そして大谷選手。HRを打つ時はかなり勝負をしかけるのが早い傾向のある大谷選手ですが、この打席は3球で2ストライクと追い込まれます。ここまでタイガース・バッテリーはスプリット、スライダー、スプリットという選択。
4球目の92.1mphの4シームをファウル。2球続けての4シームはないかと思われましたが、タイガース・バッテリーが選んだのはスライダーでした。大谷選手はこれを豪快にCFへ運び、今季第23号の2ランHRに!
得点を奪われた直後の効果的な同点HRとなったのでした。
ウォルシュも上昇気配
なお、この日は5番1Bに入ったジャレッド・ウォルシュも一発を放ちました。彼は足を上げて豪快に振り抜くフォームで、見ていて気持ちいいスイングです。
ウォルシュは、0-1のスコアの4回裏にHRを放ち、1-1のタイスコアに持ち込んだのでした。
現地2021年6月17日(木)時点で、6月の打率が.196で下降気味だと記載したジャレッド・ウォルシュですが、上がってきました。現地2021年6月20日終了時点で、6月はAv .246、OBP .316、SLG .594、HR6、13RBI 。
ゲームの方は延長にもつれ、10回表にタイガースが2点を勝ち越し。5-3のスコアでタイガースが勝ちました。タイガースはスイープを免れましたね。
大谷選手、HRトップタイに
23号HRを放った大谷選手は、これでブルージェイズのヴラディーミル・ゲレロ・Jr.の23本と並びました。ランキング・トップタイです。しかもERA2点台の投手が。大谷選手は本当にやってくれますね。
POW(Player of the week)に選出
そして大谷選手は、現地2021年6月21日(月)、プレーヤー・オブ・ザ・ウィークに選出されました。6月20日(日)週の選出で前週の成績が考慮されます。
AL)大谷選手
大谷選手の活躍はご存知のとおりですね。6日で6HR、なおかつ1勝。
- 6月15日: @OAK 1HR (18号)
- 6月16日: @OAK 1HR (19号)
- 6月17日: vs DET Starting P(1失点5K)/ Bat(2BB)
- 6月18日: vs DET 2HR (20号, 21号)
- 6月19日: vs DET 1HR (22号)
- 6月20日: vs DET 1 HR (23号)
エンゼルスは2週連続
なお、6月13日週は、マックス・スタッシ(捕手)が選ばれていたので、エンゼルスは2週連続の選出となりました。
NL)カイル・シュワーバー (WSH)
ここのところ、ナショナルズの超攻撃的な布陣で、リードオフを任されていたカイル・シュワーバー。こんな強烈なリード・オフはありますか!!
カイル・シュワーバーの場合は、13日のジャイアンツ戦から18日のメッツ戦まで5試合で、18-7と調子を上げていました。そして強烈だったのが、19日と20日の成績。
ともにメッツ戦であったわけですが、19日はダブルヘッダーで、Game1は無安打。しかし、Game2では4打数2安打2HRで4RBI。さらに、20日は、4打数3安打3HR、4RBIと完全にもとの姿に戻りました。
この前の週まで打率.200前半で苦しんでいましたが、ここに来て2割半ばに戻してきました。ナショナルズのいい起爆剤になればよいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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