NLCS Gm5: LAD 6 @ 12 NYM (LAD 3-2)
現地2024年10月18日、ドジャース@メッツのNLCS Gm5が行われ、メッツがドジャース先発のジャック・フラハーティーから序盤から大量点を重ね、終わって見れば14安打、12得点の猛攻で勝利。2勝3敗とし、ロスでの決戦に持ち越しました。
一方、ドジャースは典型的な敗戦パターンで先発が大崩れしての敗戦。もうドジャースが勝つにはこの点に尽きるというところです。
メッツは3回までに8得点
この日のジャック・フラハーティーはとにかく甘いボールが多かったというのが打たれた要因かと思っています。Gm1では素晴らしい投球だっただけに、ちょっと残念でした。
ピート・アロンゾが3ランHR
ジャック・フラハーティーは立ち上がり、フランシスコ・リンドーアにほぼ真ん中のスライダーをRFへ弾き返され、シングルヒットを許すと、ブランドン・ニモにははっきりとボールとわかる四球を出してピンチを招くと、1アウトからピート・アロンゾにCFバックスクリーンに弾き返される3ランHRでいきなりの3失点。アロンゾへの投球は低めに投げたのですが、軽く弾き返されてしまいました。これはボールが飛びすぎるのか、アロンゾのスイングがすごいのかよくわからない打球でしたが、とにかくよく飛んだと思います。
NYMは3回に5得点
2回にやや立ち直りかけたと思われたフラハーティーでしたが、2巡目となった3回は先頭のピート・アロンゾと次打者のジェシー・ウィンカーに連続四球を与えてピンチを招くと、スターリン・マルテに2点タイムリー・ダブルを浴びてこのイニングまず2失点。その後、2アウトまで奪うも、フランシスコ・アルバレスにタイムリー・シングル、フランシスコ・リンドーアにタイムリー・トリプル、そしてブランドン・ニモにもタイムリー・シングルを浴びてこのイニング計5失点。
これでほぼ趨勢は決まったような状態になりました。さすがのドジャース打線も8失点のリカバリーはしんどいですね。
ドジャース、中盤の反撃も及ばず
一方、ドジャースは初回に大谷選手がリードオフ・シングルを放つなど、いいリズムを作ろうとしましたが、1回表はノーアウト1、2塁のチャンスを活かせずに無得点。メッツの先発はデービッド・ピーターソン。
2回表には四球をきっかけにワイルドピッチで1点を返したドジャース。4回表には2アウトからアンディー・パヘスがこの日1本目のソロHRを放って1点を返し、さらに大谷選手のこの日2本目のシングルをきっかけに2つの四球で2アウト満塁のチャンスを作りましたが、フレディー・フリーマンが三振に倒れて1点止まり。
5回表はアンディー・パヘスのこの日2本めのHRが3ランとなり、3点を返しましたが、この時点でスコアは5-10。6回にはムーキー・ベッツのソロHRで6点目を奪うも反撃もここまででした。
メッツはその後も犠牲フライとタイムリーで2点を上げ、12-6のスコアで快勝。地元ファンの前で1勝を上げることが出来ました。
大谷は4-2
この日の大谷選手はRFへのシングル、四球、LFへのポップアップフライのシングル、三振、三振で5打席で4打数2安打。今ポストシーズン10安打目を放っています。
Gm6はショーン・マナエアが登板
現地2024年10月20日のGm6の先発はメッツがショーン・マナエア、ドジャースは未定です。Gm2はブルペン・ゲームでしたが、ドジャース・ベンチがどう判断するのか見ものです。
ショーン・マナエアは調子が良ければかなりの苦戦が予想されます。ただ、マナエアも完璧ではなく、前回のGm2では5回で4BB。腕を下げてまだ完璧には操りきれていないところがあるので、この辺りを拾って行きたいところですね。
ドジャースはアンディー・パヘスが大当たりでしたから、この点はかなり心強いですね。そしてダニエル・ハドソン、マイケル・コペック、エバン・フィリップス、ブレイク・トライネンらのブルペン陣を休ませることが出来たのも良い要素だと思います。
上から下まで満遍なく好調な選手を揃えるメッツは2Bがやや不調。ホセ・イグレシアスもGm4までで15-4とセンセーショナルさは消えています。Gm5はジェフ・マクニールが出ましたが、3-0。それでもこの打線はやはりいい打線だと改めて思う次第です。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント