2022 NLCS Game1 ( PHI 5-8 SDP)
現地2022年10月19日行われたフィリーズ@パドレスのNLCS Game2はとんでもないゲームになりました。
ゲーム1でザック・ウィーラーの好投があり、パドレス打線をたった1安打に抑え、完全に封じたフィリーズ投手陣。打線もハーパーとシュワーバーに一発が出て、主力が活躍するいい勝ち方を見せましたが、この日はそうも行きませんでした。
フィリーズ、2回につないで4得点
前日は主力の2発で制したフィリーズでしたが、この日は2回にいい形で得点を上げます。パドレス先発のブレイク・スネルから、ハーパーとカステヤーノスが連続ヒット。カステヤーノスの当たりはテキサスヒットではありました。
ブレイク・スネルにはアンラッキーな形となりましたが、追い打ちをかけるようにアレク・ボームがCFに弾き返し、3連打でまず1点。
ソトのサングラスが機能せず
ブレイク・スネルはコンタクト・ヒッターのジーン・セグラを三振に奪い、1アウト。つづく、マット・ベアリングもRFフライに打ち取るも、この当たりをフアン・ソトがエラー。太陽が視界に入ったようで、非常にまずい形で、2点目を奪われます。
その後はエドゥムンド・ソーサにタイムリーで1点、さらにカイル・シュワーバーの内野ゴロの間にもう1点を奪われ、ブレイク・スネルはこのイニング4失点と厳しい立ち上がりとなりました。
なお、ブレイク・スネルが得点を許したのはこのイニングだけ。5回を投げて、被安打5、失点4、自責点4、BB1、SO6です。
パドレスが5回に5得点!
フィリーズのペースで進むと思われたゲームでしたが、4点を奪われた直後、パドレス打線が反撃。2回裏、フィリーズ先発のアーロン・ノラからブランドン・ドゥルーリーとジョシュ・ベルが2者連続HRを放ち、2点を返します。奪われた直後に2点を返したのが大きかったです。
5回裏、パドレスはランナーを1塁に置いて、アーロン・ノラのお兄さんのオースティン・ノラがRFへタイムリーを放ち、このイニング1点目。
その後もパドレスは攻撃の手を緩めず、ジュリクソン・プロファーのシングルとエラーをしたフアン・ソトのタイムリー・ダブルでこのイニング2得点目。4-4の同点に追いつきます。
フィリーズは2アウトとなったところで、左腕のブラッド・ハンドにスイッチ。アーロン・ノラは4.2イニングで被安打7、失点6、BB0、SO6、HR2という成績に。NLDSでは6回、スコアレスの投球でしたが、今回は甘いボールが多かったです。
【YOUTUBE】Padres come storming back with SEVEN unanswered runs to take Game 2 lead!
ブラッド・ハンド、流れを止められず
しかし、ブラッド・ハンドはこの流れを止められず、ジェイク・クロネンワースに死球を与えた後、ブランドン・ドゥルーリーとジョシュ・ベルに連続タイムリーを許し、このイニングで計5得点を奪われ、4-7と逆転を許す展開に。
追いつきたかったフィリーズでしたが、次の1点はパドレスに入りました。7回裏、デービッド・ロバートソンの甘いカットボールをマニー・マチャードが会心の当たりのソロHRを放ち、パドレスが8得点目。
その後もパドレスの攻勢を止めるのがやっという状況でした。
フィリーズは8回表に、ロベルト・スアレスからリース・ホスキンスが一発を放ち、1点を還して5-8とするも、反撃もここまで。
最終回はジョシュ・ヘイダーに3者三振に打ち取られ、ゲームセット。パドレスが8-5のスコアで勝利し、NLCSの勝敗を1勝1敗のタイに持ち込みました。
注目されたノラ兄弟の対決は3Bゴロ、RFタイムリーヒットで2打数1安打で今回は兄に軍配というところでした。
フィリーズにとって、やや飲み込まれた感がありましたので、Game3に期待したいと思います。大声援があると思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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