2019ポストシーズンヒーローが帰還
ナショナルズに頼もしい戦力が返り咲きました。現地2019年12月6日、FAとなっていたハウィー・ケンドリックが、ナショナルズと1年契約で合意。アダム・イートンは今オフ、クラブオプション行使で残留しましたから、またベンチで”ブーン、ブーン”をやりそうです!
契約内容
契約は1年$6.25M。2021年はミューチュアル・オプションで双方合意により契約更新ということに。ミューチュアルオプションの設定の要件は明らかになっていませんが、なんらかの達成基準のクリアーが設けられていると思います。また、その時の状況によってケンドリック側が拒否するかもしれません。ヤズマニ・グランダールとマイク・ムスターカスはミューチュアルオプションで2人ともブルワーズから引き止められましたが、拒否し、FAとなりました。
なお、$6.25Mは2018年ワールドシリーズMVPのスティーブ・ピアースがレッドソックスと2019年に再契約した金額と同じです。
神の一振り
ハウィー・ケンドリックと言えば、やはりワールドシリーズGame7での逆転2ランが印象的です。7回表、スコアはアストロズが2−1でリードし、1アウト1塁の場面。0−1カウントの次に、アウトローへのカットボール。枠内ギリギリのコースをライトへ強打。これがライトポール直撃弾となり、ナショナルズが3−2とリードしたのでした。
ウィル・ハリスはとてもいい高さ、コースに投げたにもかかわらず、ライトへのこのスイングはさすがにベテランとしか言い様のない技術だったと思います。
NLDS Game5でもゲームを決めた一振り
ドジャースとの対戦になったNLDSにおいても最終戦のGame5で、延長10回表、3−3のスコアでグランドスラムも放ちましたね。この時は、ジョー・ケリーが2年連続でドジャースに引導を渡したと、とてもうまく表現したツイートが見られ、それに感動してしまいました。
直近2年の打率が.331
2018年と2019年の2年間の成績は、530打席で打率.331、OBP .375、SLG .541、21HR、 37ダブル、1トリプル。2019シーズンのWARは2.6。
2020年7月に37才になるベテランはまだまだ期待されております。
ヤン・ゴームズにつづき2人目の帰還
ナショナルズはヤン・ゴームズが2年$10M(2020-2021)で再契約。ハウィー・ケンドリックはFAで二人目の帰還となりました。
あとは気になる2人の動向ですね。スティーブン・ストラスバーグとアンソニー・レンドン。彼らが再契約するのは難しそうですが、連覇に向けて戦力を整えてもらいたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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