スポンサーリンク

(修正版)中里篤史投手はすごかった -浮き上がる真っ直ぐ-

NPBの素晴らしい投手

新ブログ移行にともない若干修正して再アップします。

この人がメジャーに行けばなあという選手はNPBの中に過去何人もいましたが、その中の一人が中里篤史投手。

中里投手とは

中里投手は、2000年ドラフト1位で中日に入団。

檜舞台としては2006年日本シリーズに登板し、ドラゴンズファンなら何を今さらと言われるくらいの素晴らしい投手でした。

20070228223913.jpg

WIKIPEDIAで素晴らしい記述がありましたので、そのまま転用させていただきます。

(2007年当時のWIKIより)

ルーキーイヤーの9月16日、巨人戦でデビューを飾る。
ストレートは151キロを記録。伸びる速球は唸りを上げ、並み居る強打者たちを捻じ伏せた。
高橋由伸、松井秀喜らに「これがルーキーの放るボールか?」と唖然。それ以来、高橋の中では過去最高のストレートを投げる投手となっている

同年オフ、右肩関節唇および同関節包の損傷で投手生命を奪われかける。その後も脱臼癖がついてしまい、ドラゴンズファンの中でも「もう復活は無理だ」と言われる。あの鮮烈なデビューを忘れられないファンは、無理に中里の存在を消そうと「中里などと言う投手はいない」という台詞を口にし続ける。 が、2005年に復活、初登板で148キロを計測、同年にプロ初勝利をあげた。翌年自己最速の152キロをマーク。2007年はセットアッパーとしての活躍が期待される。

↑当時のWIKIを書いた人の文才に拍手を送りたいです。まったく大げさではないです。

2018年のWIKI

ルーキーイヤーの2001年フレッシュオールスターゲームでは150km/hをマーク。9月16日の対読売ジャイアンツ戦で一軍デビューを飾った。またこの試合ではプロ初安打となるタイムリーも放っている。2002年春季キャンプ中に宿舎の階段で転倒しそうになり、とっさに手すりをつかんだ際に脱臼。右肩関節唇および同関節包の損傷で、投手生命が危ぶまれるほどの重傷を負った[1]。2年間リハビリに努めていたが、2003年オフのトレーニング中にまたも右肩を故障。翌2004年も一軍登板なしに終わった。

投球の動画

その中里投手のストレートですが、藤川投手の球質と非常に似ています。

いわゆるオーソドックスなバックスピン系で、藤川投手のストレート同様、浮き上がって見えます。

リリースからキャッチャーミットまで、全く勢いが落ちないのがわかるほど。本当にすごいピッチャーでした。ちなみに、藤川投手のリリースです。

20070228230954.jpg

二人とも球持ちがよく、体の前でボールを切っているのがわかります。

この意見は賛否あるかもしれませんが、メッツのザック・ウィーラーのルーキー時代の球質、20Kを奪った日のカブスのケリー・ウッドのような粘っこく糸を引くような球筋だったのを覚えています。

筆者は甲子園での阪神戦で登板した中継を見ていて、これはすごいとテレビに釘付けになった覚えがあります。

中里投手のその後

2009年11月に巨人に移籍。2010年は2試合、3イニングに登板。被安打4、失点2、与四球3と本来の力を出せませんでした。

2011年は一軍での登板はなく、ファームで1年を過ごし、11月に戦力外通告。そのまま現役を引退されました。

その後は巨人のスコアラーとして、残られているようです。

良い投手でした。

お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】ドジャースがタイガースを力でねじ伏せてスウィープ!佐々木はホーム・デビューで苦戦
【MLB2025開幕Gm2】ナイス・ゲーム!粘るタイガースにトミー・エドマンとムーキー・ベッツが立ちふさがる!
【MLB2025】注目のサイ・ヤング賞マッチアップは死闘へ!最後は大谷が決勝HR
【MLB2025】レッドソックス、開幕戦に勝利!投手戦にけりをつけたのは出遅れていたウィリャー・アブレイユ
【MLB2025】開幕戦の注目のピッチング・マッチアップは?(追記:結果は?)
【MLB2025】Dバックスのジョーダン・モンゴメリーがトミー・ジョン手術へ
【MLB2025トレード】イアン・アンダーソンがエンゼルスへ、ホセ・スアレス(大谷の友達)がブレーブスに移籍
【MLB2025移籍】ガーディアンズはノーラン・ジョーンズ、ロッキーズはタイラー・フリーマンをトレードで獲得
【MLB2025】ナショナル・リーグ西地区、各クラブの移籍/FA/トレードまとめ
【MLB2025】レッドソックス・吉田、開幕はトリプルA!手術後のリハビリでOFを守る準備に専念
【MLBFA2025】ブレーブスがOFを緊急補強!アレックス・ベルドゥーゴを獲得へ
【MLBFA2025】通算セーブ数歴代5位のクレイグ・キンブレルが古巣のブレーブスへ!
【MLB2025】ナショナル・リーグ中地区、各クラブの移籍/FA/トレードまとめ
【MLB2025】佐々木朗希がメジャー・デビュー!大谷は1号HRを記録。カブスは連敗も本土開幕にいい兆候あり!
【MLB2025】東京開幕はドジャースが先勝!大谷、山本が活躍!今永は4回ヒットレス、鈴木はDHで出場!
【MLB2025】投手へ!ホワイトソックスからリリースされたジョーイ・ギャロが投手に転向する意向を表明
【MLB Pre2025】大谷は2試合で4-1、HR 1! ムーキーは開幕に間に合うか?阪神はカブス、ドジャースに連勝!
【MLB2025】ナショナル・リーグ東地区、各クラブの移籍/FA/トレードまとめ
【MLB2025】カージナルス、ここに来て初めてFA選手とメジャー契約!フィル・メイトンとサインへ
【MLB2025】カブスが東京シリーズのロスターを決定!注目のマット・ショーも東京へ
【MLB Pre2025】レッドソックス、ブライアン・ベイヨーが開幕IL、ラファエル・デバースは間に合う見込み
【MLB2025】アメリカン・リーグ西地区、各クラブの移籍/FA/トレードまとめ
【MLB2025】ゲリット・コールはトミー・ジョン手術の可能性も!ST2戦目は1試合2度の登板でも結果が出ず(追記あり)
【MLB2025】タイガース、アストロズからのFAでTJリハビリ中のホセ・ウルキディーとメジャー契約へ
【MLB契約2025】アスレチックスがまたも太っ腹!期待のローレンス・バトラーと7年の延長契約へ
【MLB2025FA】タイラー・ネイキンが投手に転向!ガーディアンズとサインへ!
【MLB2025FA】パドレス、ホセ・イグレシアスとマイナー契約へ! 2024年に”OMG”発売で、メッツの躍進に一役
【MLB2025】ドジャース・佐々木朗希がSTデビュー。99mphを計測し、3回をスコアレス!
【MLB2025ST】パイレーツの2年目、ジャレッド・ジョーンズが4Kと好投!2025年のPITは粒ぞろい!
【MLB2025】タイガースに痛手!2024年のPSで活躍したパーカー・メドウズが右上腕の神経を傷めて復帰目処立たず
タイトルとURLをコピーしました