佐々木、自己最長の6回を投げきる
現地2025年4月19日、前日からつづくドジャース@レンジャーズのピッチング・マッチアップですが、Gm2はドジャースが佐々木投手、レンジャーズがネイサン・イオバルディが登板。
この日は序盤からゲームが動き、手に汗握る展開となり、佐々木投手にメジャー初勝利が転がりそうでしたが、ネイトと粘投とレンジャーズのブルペン陣が勝利を呼び込みました。佐々木投手のメジャー初勝利はまたも次回に持越しです。
大谷、女児が生まれる!
さて、この日もドジャースのラインナップには大谷選手の名前がなく、引き続き奥さんの出産に立ち会っておりましたが、お子さんが生まれました!女の子だったようです。おめでとうございます。
"Welcome to the Ohtani family!"
— MLB (@MLB) April 19, 2025
Congratulations to Shohei Ohtani and his wife Mamiko on the birth of their daughter! ❤️
(via shoheiohtani/IG) pic.twitter.com/NrDJ2AhPeQ
何よりも、母子ともにご無事なのが良かったです。
B・トライネンがIL
なお、ドジャースのロスターの動きとしてゲーム終盤を任されていたベテランのブレイク・トライネンが前腕部にハリを覚え、15Days ILに入りました。ドジャースはまたも怪我人発生ということに。
ブレイク・トライネンの枠に上がってきたのは、2024年のレギュラー・シーズンでゲーム終盤を支えたエバン・フィリップス。彼はシーズンに散々活躍しながら、右腕の疲労でワールドシリーズ・ロスターを外れるというちょっとかわいそうな境遇となりましたが、実際、シーズン終盤に崩れるケースが増えていました。これも右腕の不調が原因だったかもしれません。
エバン・フィリップスは今季、トリプルAオクラホマで6試合に登板し、ERA 9.53と結果は出ていませんでしたが、腕の調子は悪くなかったみたいで、緊急事態ということもあり上がってきました。
パヘス、シーガーの先制HRを強奪
佐々木VSネイトのマッチアップですが、いきなり初回に見せ場が訪れました。
1回表、ネイトはエドマン、ベッツ、フリーマンの上位3人を三者凡退に。
1回裏、マウンドの佐々木投手は92.6mphの4シームで先頭のマーカス・セミエンをRFライナーに打ち取り、まずは1アウト。
つづくマーカス・セミエンには真ん中高めの甘めの93.4mphの4シームを左中間に大きな当たりを打たれます。軌道から見てHRコースでしたが、これをドジャースのCFのアンディー・パヘスがジャストのタイミングでリーピング。見事に先制HRを強奪しました!
アンディー・パヘスは佐々木投手の前回登板の4月12日のカブス戦でも入っていればグランドスラムとなったHR性の当たりを強奪。今回のビッグプレーで佐々木投手は2度もパヘスに救われたことになりました。
その後はジョシュ・スミスから三振を奪い、1回を無失点。
立ち上がりは4シームを抑え気味。スライダーが多めでした。
佐々木は3回に先制2ランを浴びる
その後もスライダーが多めで4シームは93mph前後が多かった佐々木投手は3回裏に先頭のダスティン・ハリスに四球。つづくバッターは捕手のカイル・ヒガシオカ。4球目の94.5mphの4シームが甘く入ったところを強振され、これが左中間スタンドに入る2ランHRとなり、先制点を許します。今度もHR強奪か?と思われましたが、この時はそうはならず。
このイニングはスプリットも多投しますが、やや苦しいイニングでした。
逆転してもらった直後の4回裏は三者凡退。5回裏はカイル・ヒガシオカにシングルを許すも、このイニングは96mphを記録するなど、むしろベロシティーは上がりました。6回裏、1アウトからジョシュ・スミスに四球を出すも、その後のアドリス・ガルシアからダブルプレーを奪い、このイニングは無失点。
この日の佐々木投手は6イニング、78球、被安打2、ヒガシオカのHRによる失点2、BB 3、SO 4で勝利投手の権利を持ってマウンドを降りました。
ネイトはまたも無四球投球
一方、ネイサン・イオバルディは2回まではパーフェクト。3回表にエディー・ロザリオにシングルを許し、初ヒットを許すもこのイニングも無失点。
4回表、直前の攻撃でヒガシオカの2ランHRで先制点をもらったネイトですが、その直後、ムーキー・ベッツにシングルを許した後、フレディー・フリーマンにRFポール際に2ランHRを打たれ、2-2の同点に追いつかれてしまいます。
その後は1アウトからマイケル・コンフォートにシングルを許すと、1Bとの連携が悪く、ベースカバーの入っていない1Bに牽制球を投げ、進塁を許します。そしてマックス・マンシーにグランドルール・ダブルを打たれて勝ち越し点を許してしまいます。
ネイトは5回、6回と三者凡退。その後は崩れませんでした。結果、6イニング、90球で被安打5、失点3、自責点2、BB 0、SO 7。ネイトは今季5試合目の登板でしたが、30.2 IPでBBがたったの2。5試合中、4試合が無四球と非常に安定した投球を見せています。
アドリス・ガルシアがサヨナラ2ランHR
レンジャーズは7回表にロバート・ガルシアが2アウトランナー2塁でアンディー・パヘスを迎えるも、三振に打ち取り、追加点を許さず。この粘りが効きました。
ドジャースは佐々木投手降板後、ジャック・ドライヤー、エバン・フィリップス、アレックス・ベシアとつなぎ、1点のリードを死守。
ブレイク・トライネンが離脱したこの日は、9回のマウンドにカービー・イェーツを送ります。
9回裏、レンジャーズは先頭のジョシュ・スミスが2ストライクを奪われながらも、イェーツの得意球、スプリッターをLFに線に2塁打を放って出塁。同点のランナーを出します。
つづくバッターはアドリス・ガルシア。スプリッターも警戒する中、3球目の4シームが甘く入ったところをフルスイング。打った瞬間、それとわかる打球がLFスタンドに吸い込まれる2ランHRとなり、レンジャーズが4-3でサヨナラ勝利を収めました。
これでシリーズは1勝1敗。
Gm3は大谷も参戦
Gm3はパタニティー・リストに入っていた大谷選手も復帰予定。
先発はドジャースがタイラー・グラスノー、レンジャーズがタイラー・マーリー。タイラー・マーリーはここまで3勝0敗、ERA 0.92と好調です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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