開幕シリーズ DET 5 @ 8 LAD (F/10)
現地2025年3月28日のタイガース@ドジャースの開幕シリーズGm2は面白かったですね!
タイガースは前半はジャック・フラハーティーの快投で完全にドジャースを圧していたのですが、ドジャースはやはりスターがその力を見せ、フレディー・フリーマンがゲームを降り出しに。その後はヤング・タイガースがドジャースを土俵際まで追い込んだのですが、最後は体調不良から復帰したばかりのムーキー・ベッツが千両役者ぶりを発揮!サヨナラHRを放ち、ドジャースが連勝をおさめました。
その粘るタイガースの前に何度も立ちふさがったのは2024年のトレード・デッドラインで獲得し、今冬に延長契約を結んだトミー・エドマンの好守備でした!
ストーリー
スタートはご覧の通り。この日、ドジャースはウィル・スミスが休養でオースティン・バーンズがマスクをかぶりました。
- 立ち上がり落ち着かない山本 vs 好投のフラハーティ
ゲーム序盤は山本投手がなかなか乗っていけず、苦戦する立ち上がりに。一方のジャック・フラハーティは古巣相手に素晴らしい投球
- Top 2DETが先制!(DET 1 @ 0 LAD)
2回表、タイガースは1アウトからディロン・デンジャーがソロHRを放ち、先制
- Top 3DET、G・トーレスがソロHR!(DET 2 @ 0 LAD)
さらにDETは落ち着かない山本投手から、今度は新戦力のグレイバー・トーレスがソロHRで追加点。ただ、G・トーレスはこのHRで左脇腹を傷めてゲームから離脱
- ジャック・フラハーティは5回1アウトまでノーヒッター・ピッチング!
- 山本投手は5回で降板。6回からA・バンダにスイッチ
- Bot 6LAD、一発で追いつく!(DET 2 @ 2 LAD)
6回もマウンドに上がったフラハーティに対し、LADは1アウトからムーキーがシングルで出塁。つづくフレディー・フリーマンが初球のスライダーを左中間スタンドに運ぶ2ランHRを放ち、LADが2-2の同点に追いつきます
8回表、DETは2アウト満塁のチャンスを作るもHRを放ったディロン・デンジャーがA・ベシアを打ち崩せずに無得点
- Bot 8ムーキーが勝ち越しのソロHR(DET 2 @ 3 LAD)
ムーキーが今季第1号!
- Top 9DET,同点に追いつくも勝ち越しならず!(DET 3 @ 3 LAD)
- LADのマウンドはタナー・スコット
- DETは先頭のトレイ・スウィーニーがシングルで出塁!
- トミー・エドマンがシングルを強奪し、2アウト
- DETはマニュエル・マーゴットが同点タイムリー!
- ライリー・グリーンの勝ち越し安打!となるところをまたもトミー・エドマンが阻止!LADが同点のまま裏の攻撃に
- しかし、9回裏はチェンジアップ・ガイのトミー・ケインリーがドジャースを3人で抑える好投!
- Top 10DET、2点を勝ち越し(DET 5 @ 3 LAD)
- オートマティック・ランナーはライリー・グリーン
- マウンドはルイス・ガルシア
- 1アウト後にザック・マッキンストリーを故意四球
- ディロン・デンジャーが2ラントリプルを放ち、DETが2点を勝ち越し!
- Bot 10ムーキーがサヨナラ3ランHR(DET 5 @ 8 LAD)
- オートマティック・ランナーはトミー・エドマン
- マウンドはボー・ブリスキー
- 先頭のM・コンフォートがGRダブルを放ち、エドマンを迎え入れ、LADは1点を追加。(DET 5 @ 4 LAD)
- 1アウト後、代打ウィル・スミスがLFへシングルを放ち、LADは同点に(DET 5 @ 5 LAD)
- 大谷が1,2塁間を破るシングルで1アウト1、3塁と勝ち越しのチャンス
- ムーキーがサヨナラ3ランHR(DET 5 @ 8 LAD)
ジャック・フラハーティが好投
タイガース先発のジャック・フラハーティは良かったです。上述のように5回1アウトまでノーヒッター・ピッチング!6回裏にフレディー・フリーマンに同点2ランを浴びテオスカー・ヘルナンデスを打ち取ったところで降板となりましたが、5.2IPで83球とドジャースを相手にこのペースはなかなかのものです。被安打3、失点2、自責点2、BB 2、SO 5、HR 1。
一方の山本投手はなんとかゲームメイクしたものの、5回、91球と大苦戦。被安打5、失点2、自責点2、BB 2、SO 10、HR 2。三振を10個も奪ったので余計に球数も増えてしまいましたが、これはやはりいい傾向には違いないので、次の登板には期待しましょう。
エドマンが好守備連発!
トミー・エドマンが球際の強さを見せました。9回表の守備で、タイガースにチャンスが広がるところだったのをエドマンが見事にカバー。2アウト目を奪いました。
そしてマニュエル・マーゴットの同点タイムリーの後に放ったライリー・グリーンのRF線への安打。誰もがタイガースが勝ち越しを確信したと思うのですが、エドマンが見事なカット・プレーを見せて、それを阻止。オースティン・バーンズが辛うじてマーゴットの左足にタッチ出来たのでした。タイガースはこの1点が入っていれば9回裏に逃げ切っていたかもしれません。
ムーキーが2HR
そして心配だったムーキー・ベッツですが、この日は2HRを放ち、復活をアピールしました。筋力は衰えてなかったということですね。それにしても体重が減ると打球が飛ばないと言われますが、ムーキーはやはりすごいですね。
この日、大谷選手は4-1で存在感で圧をかけていた感じ。
非常に面白いゲームでした。
タイガース、やはり実力がありますね。Gm3は佐々木朗希投手とリース・オルソンの投げ合いです。リース・オルソンは昨年のポストシーズンも投げて経験値もアップ。これも面白そうですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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