スポンサーリンク

【MLB2025FA】レッドソックスがウォーカー・ビューラーを獲得!1年/21.05Mドル!(更新あり)

ウォーカー・ビューラーがロスからボストンへ

 現地2024年12月23日、レッドソックスがやりましたね。

 ロサンゼルス・ドジャースからFAとなっていた右腕のウォーカー・ビューラー(Walker Buehler)と1年契約で合意です。現在はフィジカル・チェックの結果待ち。

 追記です。現地2024年12月28日、オフィシャルになりました。背番号は0。

 ウォーカー・ビューラーは2024年のワールドシリーズで最後のアウトを奪った投手ですね。

契約内容(更新)

 レッドソックスとウォーカー・ビューラーは合意当初は1年/$21.05M(2025)きっかりという内容で、いみじくもQOと同じ金額となりましたが、詳細が明らかとなりました。

  • 1年/$21.05M (2025) + 2026 ミューチュアル・オプション
    • サイニング・ボーナス:$3.05M
    • $15M(2025)
    • $25M (202&)ミューチュアル・オプション ($3M バイアウト)
    • パフォーマンス・ボーナス:$0.5M/ 20, 22, 24, 26, 28先発 (MAX $2.5M)

ウォーカー・ビューラーは今オフにFA資格を取得(MLSは2025年1月で6.168に)。しかし、ドジャースはウォーカー・ビューラーにQOを提示しませんでした。

ドジャース・アイコン

 ドジャースにはクレイトン・カーショウ、そして大谷選手らチームの顔的な投手はいますが、 ウォーカー・ビューラーと言えば、やはりドジャースのピッチャーのアイコン的存在。

 とりわけ2021年は素晴らしく、オールMLBではファースト・チームのSPに選出。同年のサイ・ヤング賞はコービン・バーンズに奪われましたが、4位に入る高評価。

 2021年は33先発で207.2イニングを投げ、16勝4敗でERA 2.47、SOは212を数えました。勝ちたい試合に起用される、まさにエースでした。

トミー・ジョン手術 

 2021年の活躍を引っ提げ、ウォーカー・ビューラーは2022年のオープニング投手を務めましたが、この年は開幕からピリっとしない投球内容が続き、6月に入って肘の状態が思わしくなりなり、離脱。2022年8月にトミー・ジョン手術を受けました。

  時期が悪かったので、復帰は2024年に。ところが復帰後の2024年のビューラーはジキルとハイドと揶揄されたように、試合ごとあるいはイニングごとに集中打を浴びる状況が続き、ポストシーズンに入り、ようやく仕上がってきたという状況でした。

LADは延長せず

 そんなウォーカー・ビューラーに対して、ドジャースは延長契約を拒否。結果的にQOも提示せず、流出も辞さずという姿勢でボストンとサイン。

 2025年は復活の年だという見方もできたのですが、その意味ではレッドソックスはかなり良いディールになりました。ちょっと高いのは否めませんが。

ビューラーは2026年に市場へ

 ビューラーにしてみれば、2025年オフに再度市場に出てマルチイヤー・ディールを模索というところかと思います。

ピベッタはどうする?

 クロシェ、ビューラーを獲得したレッドソックスはこれでかなりローテーションは安定。

 レッドソックスはニック・ピベッタにQOを提示。ピベッタもどこかに落ち着くのは間違いないところですが、これでレッドソックスがピベッタと再契約するのかどうかも見ものです。

レッドソックスの贅沢税

 高単価となったビューラーのディールですが、現時点ではそのビューラーの$21.05Mも含め、$204Mとなっています。2025年の閾値が$241Mですから、あと$37Mほど余裕ありです。

 そうなると、打者を獲得するなら右打者。テオスカー・ヘルナンデス、アレックス・ブレグマンらの名前が上がっており、トレードではノーラン・アレナドの名前も。

 ローテーションはかなり厚くなっていることから、投手ならやはりブルペンの補強に動きそうです。クリス・マーティンと再契約してもらいたいですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

 

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】開幕3戦で15本塁打! NYYが巻き起こした新バット「トルピード “Torpedo”」の大波紋
【MLB2025】ドジャースがタイガースを力でねじ伏せてスウィープ!佐々木はホーム・デビューで苦戦
【MLB2025開幕Gm2】ナイス・ゲーム!粘るタイガースにトミー・エドマンとムーキー・ベッツが立ちふさがる!
【MLB2025】注目のサイ・ヤング賞マッチアップは死闘へ!最後は大谷が決勝HR
【MLB2025】レッドソックス、開幕戦に勝利!投手戦にけりをつけたのは出遅れていたウィリャー・アブレイユ
【MLB2025】開幕戦の注目のピッチング・マッチアップは?(追記:結果は?)
【MLB2025】Dバックスのジョーダン・モンゴメリーがトミー・ジョン手術へ
【MLB2025トレード】イアン・アンダーソンがエンゼルスへ、ホセ・スアレス(大谷の友達)がブレーブスに移籍
【MLB2025移籍】ガーディアンズはノーラン・ジョーンズ、ロッキーズはタイラー・フリーマンをトレードで獲得
【MLB2025】ナショナル・リーグ西地区、各クラブの移籍/FA/トレードまとめ
【MLB2025】レッドソックス・吉田、開幕はトリプルA!手術後のリハビリでOFを守る準備に専念
【MLBFA2025】ブレーブスがOFを緊急補強!アレックス・ベルドゥーゴを獲得へ
【MLBFA2025】通算セーブ数歴代5位のクレイグ・キンブレルが古巣のブレーブスへ!
【MLB2025】ナショナル・リーグ中地区、各クラブの移籍/FA/トレードまとめ
【MLB2025】佐々木朗希がメジャー・デビュー!大谷は1号HRを記録。カブスは連敗も本土開幕にいい兆候あり!
【MLB2025】東京開幕はドジャースが先勝!大谷、山本が活躍!今永は4回ヒットレス、鈴木はDHで出場!
【MLB2025】投手へ!ホワイトソックスからリリースされたジョーイ・ギャロが投手に転向する意向を表明
【MLB Pre2025】大谷は2試合で4-1、HR 1! ムーキーは開幕に間に合うか?阪神はカブス、ドジャースに連勝!
【MLB2025】ナショナル・リーグ東地区、各クラブの移籍/FA/トレードまとめ
【MLB2025】カージナルス、ここに来て初めてFA選手とメジャー契約!フィル・メイトンとサインへ
【MLB2025】カブスが東京シリーズのロスターを決定!注目のマット・ショーも東京へ
【MLB Pre2025】レッドソックス、ブライアン・ベイヨーが開幕IL、ラファエル・デバースは間に合う見込み
【MLB2025】アメリカン・リーグ西地区、各クラブの移籍/FA/トレードまとめ
【MLB2025】ゲリット・コールはトミー・ジョン手術の可能性も!ST2戦目は1試合2度の登板でも結果が出ず(追記あり)
【MLB2025】タイガース、アストロズからのFAでTJリハビリ中のホセ・ウルキディーとメジャー契約へ
【MLB契約2025】アスレチックスがまたも太っ腹!期待のローレンス・バトラーと7年の延長契約へ
【MLB2025FA】タイラー・ネイキンが投手に転向!ガーディアンズとサインへ!
【MLB2025FA】パドレス、ホセ・イグレシアスとマイナー契約へ! 2024年に”OMG”発売で、メッツの躍進に一役
【MLB2025】ドジャース・佐々木朗希がSTデビュー。99mphを計測し、3回をスコアレス!
【MLB2025ST】パイレーツの2年目、ジャレッド・ジョーンズが4Kと好投!2025年のPITは粒ぞろい!
タイトルとURLをコピーしました