LAD 3 @ 1 PHI (現地2025年4月5日)
ナ・リーグの今季のてっぺんを争いそうなドジャース、フィリーズの両クラブですが、この日も締まったいい展開のゲームとなりました。ちょっとレベルが違い過ぎる両クラブでもあります。
ゲームストーリー
- Top1A・ノラが素晴らしい立ち上がり
- PHI先発のアーロン・ノラはオフスピード・ボールをうまく使って大谷選手から空振り三振を奪うなど、素晴らしい立ち上がりを披露。
- 相棒はオースティン・バーンズ
- Bot 1佐々木、2連続シングルを浴びる!(LAD 0 @ 1 PHI )
- 佐々木は立ち上がり、ボールは走っていて、97mph前後を記録するも、K・シュワーバー、T・ターナーの1、2番に連続シングルを浴びる
- T・ターナーの2塁盗塁でノーアウト2、3塁でB・ハーパー
- 佐々木はB・ハーパーに対し、全球スプリットで三振を奪う
- A・ボームは97.7mphの4シームを2Bゴロ。この間にK・シュワーバーが生還してフィリーズが先制(LAD 0 @ 1 PHI )
- Top 2キケが逆転2ランHR(LAD 2 @ 1 PHI )
- 1アウトからM・マンシーがダブルを放ち、チャンスメイク
- 2アウトから前日のチャンスで凡退したキケ・ヘルナンデスが初球の79mphのナックル・カーブをLFポール際に2ランHRを放ち、LADが逆転
佐々木、2回裏は三者凡退
LADは3回、4回にランナーを出すも無得点
- Bot 3佐々木、2K
B・マーシュ、K・シュワーバーから三振を奪う
佐々木、4回裏は先頭のB・ハーパーに四球を出すも後続を打ち取り、無失点。
- Bot 5佐々木、降板
- 先頭のJT・リアルミュートに8球粘られて四球
- B・ストットを追い込みながらもスプリットで三振を決められず、95mphの4シームをRFに弾き返されて、ノーアウト1、2塁のピンチを作ったところで降板。
- 2番手はアンソニー・バンダ
- バンダはダブルプレーを奪うなど無失点リレー
- Top 6M・コンフォートが一発! (LAD 3 @ 1 PHI )
1アウトからM・コンフォートが甘いカットボールを捉えて、HR。LADが追加点
- Bot 6-7B・カスパリウスがパーフェクト・リレー
3番手、ベン・カスパリウスが6回、7回の2イニングをパーフェクトに
- Bot 8-9A・ベシア→T・スコットのリレーでLADが勝利
9回裏、T・スコットは先頭のB・ハーパーにシングルで出塁を許すも、A・ボームM・ケプラーを抑えてゲームセット
佐々木、初勝利が見える好投
ドジャースの先発の佐々木朗希投手はこの日がメジャー3戦目で、前回の本土開幕シリーズのタイガース戦では大苦戦となっただけに、投球内容が注目されておりました。
この日は強者フィリーズが相手ということで本人もかなり気合が入っていたようで、前回とは違い、ボールも5回途中まで97mph前後を記録。球数は68球で降板しました。ストライクは41。この日は、4.0 IPで被安打3、失点1、BB 2、SO 4。
あと1イニングで勝利投手というところでしたが、またも初勝利はお預け。しかし、今回は初勝利がすぐそこに見えてくる内容の投球となりました。初ロード・ゲームでもありましたが、次に期待しましょう。そのうち、ボール球も少なくなってくると思われます。
A・ノラ、好投が報われず
フィリーズ先発のアーロン・ノラは結果的に2発で負け投手となってしまいましたが(0勝2敗)、曲がり球がハングカーブのような軌道になったのが惜しかったです。
6.0 IPで97球を投げ、ストライクは61球。被安打7、失点3、BB 1、SO2、HR 2。ノラも次で今季の初白星が出れば良いですね。
大谷は3-0
なお、この日の大谷選手はノラのオフスピードのボールに合わず、四球による出塁のみで、3-0でした。
Gm3はドジャースがタイラー・グラスノー、フィリーズがクリストファー・サンチェス。左投手です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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