バーランダー、菊池の投げ合い
現地2025年4月20日、日曜日のデーゲームでジャイアンツ@エンゼルスのゲームが非常に盛り上がりました。
このゲームはジャスティン・バーランダーと菊池雄星投手が先発し、ともに力のある二人が好投。今季はこれまで4度の登板でいずれも6回のマウンドに立ち、3度のQSを実現しながらも、いまだ勝ち星のない(3敗)菊池投手になんとか勝ち星を!というところでしたが、またしても移籍後初勝利はお預け。その代わりに菊池投手のゲームメイクが効き、最後はエンゼルスが大逆転勝利を収めました。
SFG 3 @ 4 LAA (Walk Off)
- Top 4菊池、ピンチで背面キャッチ
- Bot 4LAA、チャンスを活かせず
- T・ウォードが先頭打者二塁打でチャンス・メイク
- L・レンヒーフォが三振
- M・トラウトが四球
- J・ソレアーが三振
- N・シャニュアルが四球
- L・オホッピーが三振
- Top 5SFGが先制(SFG 1 @ 0 LAA)
W・アダムスが先制タイムリー
- Bot 5LAAが追いつく (SFG 1 @ 1 LAA)
イニング先頭のZ・ネトーが同点ソロHR
- Top 6SFGが追加点 (SFG 3 @ 1 LAA)
- 菊池は1アウト後にT・フィッツジェラルドに四球を出したところで降板
ブロック・バークにスイッチ - T・フィッツジェラルドは牽制アウト
- B・バークがD・ビヤーにシングル
- サム・ハフが2ランHR
- 菊池は1アウト後にT・フィッツジェラルドに四球を出したところで降板
- Top 8SFGが追加点 (SFG 4 @ 1 LAA)
- イアン・アンダーソンがBB 2 →M・ダレル=ヒックスにスイッチ
- ウィリー・アダムスにタイムリー
- Bot9LAAが3点差を逆転!
- SFGのマウンドはクロスステップでおなじみの右腕のマイケル・ウォーカー
- トラウトが四球
- J・ソレアーがシングル
- N・シャニュアルは2シームを見送って三振
- L・オホッピーがシングルで1アウト満塁のチャンス!
- Z・ネトーがお腹に強烈な死球を受けて、まず1点(SFG 4 @ 2 LAA)
- J・アデルが走者一掃の2塁打を放ち、LAAがサヨナラ勝利
(SFG 4 @ 5 LAA)
菊池は6K
この日もゲームメイクした菊池投手は5.1イニングで102球を投げ、被安打5、失点1、BB 4、SO 6。
暑い中、6回途中1失点と好投しました。次こそは初勝利になればよいですね。
J・アデルが殊勲打
トラウトに代わり、CFを任されているジョー・アデル。開幕して4試合ほどは好調でしたが、その後は徐々に打率が下がり、今では.224/.274/.379。まだまだその才能を活かしきれていない状況ではあります。
スローイング・ミス
そのジョー・アデルの象徴的な動きとして5回表の先制点を許すシーンに見られました。1アウトからヘリオット・ラモスが左中間への2塁打を放ったシーン。打球処理をしたジョー・アデルはいいタイミングで野手に返球したまでは良かったものの、おそらく何も考えずに投げたと思われ、これがザック・ネトーが取れない送球となり、このスローイング・エラーによりラモスは3塁へ到達。つづくウィリー・アダムスの先制タイムリーにつながったことはあまりにも残念でした。
とは言え、9回裏の大きなチャンスの場面でサヨナラ二塁打を放ったあたりはこれまでと違うアデルかもしれません。
お読みいただき、ありがとうございました。
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