カブス、ブルペンを補強!
現地2024年1月2日、2023年途中から阪神で投げていたコルテン・ブルワーがMLBに復帰です。カブスとサインすることになりました。
\ #HappyBirthday /
— 阪神タイガース (@TigersDreamlink) October 28, 2023
本日10月29日は、#コルテン・ブルワー 選手の31歳のお誕生日です。
おめでとうございます!
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2023シーズン、コルテン・ブルワーはコントロールの不安から開放され、気持ちよく腕を振ることが出来るようになりました。NPBでの経験がおそらくメジャーでも活きることになるかと思われます。
契約内容
現時点では大筋で合意というところで、契約詳細は後日記載します。メジャー契約かマイナー契約かもまだわかっていません。現地2024年1月2日のカブスの40manロスターは37名で投手は20名。
無難なところで行けばマイナー契約でサインしておいてメジャーに上がったらうんぬんというスプリット・コントラクトかもしれませんね。
コルテン・ブルワーとは?
コルテン・ブルワーは1992年10月29日生まれの31才。ドラフトは2011年のパイレーツの4巡目指名です。
パイレーツではMLB登板はなく、2016年12月のルール5ドラフトでヤンキースから指名されて移籍。それまでは先発でしたが、2017年からリリーフとして登板することに。しかし、2017年もMLBでの登板はなし。2017年オフにFAとなったブルワーはパドレスとサイン。
メジャーデビューはパドレスでの2018シーズンで、11試合でERAは5.59。BB9が6.5とコントロールに苦戦しました。
MLBキャリアの大半はBOS
2018年11月、マイナー選手とのトレードでレッドソックスに移籍。コルテン・ブルワーはレッドソックスでの3シーズンで81.1イニングを投げ、ERA 4.98、FIP 5.20。
SO%は 20.3%をマークするも、BB%は13.3%。さらにOBP .386、SLG .463、OPS .OPS .850でかなり悲惨な成績をマーク。2021年は1イニングだけの登板だったのですが、4失点を喫したのが、この数字を悪くしています。
レッドソックスは2021年6月にDFAに。結局、トリプルAにアウトライトとなり、2022年1月にロイヤルズとマイナー契約を結ぶことに。2022年はロイヤルズでMLB登板はなし。2022年オフにレイズとマイナー契約を結びました。さらに、レイズは2023シーズン開幕前にヤンキースとマイナー・トレードを実施。
NYYマイナーから阪神へ
コルテン・ブルワーは2023年4月にメジャー契約を勝ち取ります。しかし、ヤンキースでは3試合、8.1 IPでERA 4.32。結果が出来ずに4月中旬にDFAとなりました。DFA後はヤンキースのマイナーにアウトライトに。
ところが、ヤンキースのトリプルAで、20.0 IPで、ERA 1.35、SO% 29.9という驚異的な投球を見せます。これが目に止まったのが阪神タイガースで、2023年シーズンの残りを過ごすことになりました。
日本での登板はわずか13試合で11.1イニングにとどまったものの、強い2シームは相手を警戒させるのに十分な迫力はありました。投げっぷりは良かったと思います。このNPBでのコマンドは必ずMLBで活かされると思います。
カブスはトップ・リリーバーを狙う
カブスは今オフ、カージナルス、レンジャーズ、アストロズとともにトップ・リリーバーを探しています。コルテン・ブルワーの補強は、マイケル・フルマーとブラッド・ボックスバーガーがFAとなった穴を埋める力にはなりそうですが、カブスが狙うのはあくまでクローザー候補。
レイズからFAのロバート・スティーブンソン、アストロズからFAのフィル・メイトン、同じくアストロズからFAのライン・スタネック、あるいはジョシュ・ヘイダー辺りも狙うでしょうか?リアム・ヘンドリクスはトミー・ジョン手術なので、外していると思います。
コルテン・ブルワーの活躍に期待したいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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