ウィル・スミスDay
こんな打つキャッチャーがいるのでしょうか!?というのが現地2024年7月5日のドジャースのウィル・スミス(Will Smith)。なんと1試合3HRと大爆発です。この日は現地時間で大谷選手の誕生日。この日、大谷選手は5-0でしたが、ウィル・スミスが悉くカバーし、ドジャースがNLの中地区と西地区の首位対決のGm1を制しました。
グラスノーが5失点
この日のドジャースの先発はタイラー・グラスノー。ローテーションの中軸として頑張っていますね。そのグラスノーは3回まではパーフェクト投球を見せていたのですが、4回表に捕まりました。
4回表、先頭のブライス・トゥラングにSS内野安打、ウィリアム・コントラレスに四球を出してランナーを貯めると、1アウトからウィリー・アダムスにRFへタイムリーを打たれてまず1点。つづくギャレット・ミッシェルに四球を出し、1アウト満塁となったところで一発のあるリース・ホスキンスを迎え、ここで手痛いコントロールミス。グラスノーは2球目の4シームをほぼど真ん中に投げてしまい、これがCFへのグランドスラムに。満塁のプレッシャーでちょっと甘くなってしまったのでしょうかね?この一発が効いてブルワーズが5点を奪います。
HR、HR、BB、HR、BB
そしてウィル・スミスです。ドジャースはブルワーズに前半に5点を奪われたのですが、そもそも先制点はドジャース。ブルワーズの先発は7月3日にレイズからブルワーズにトレードで移籍したばかりのアーロン・シバーリ。
1回裏、この日も大谷選手の後の2番に入ったウィル・スミスが第1打席でアーロン・シバーリから右中間にHRを放ち、まずは1本目。さらに3回裏の第2打席にもシバーリの初球のスウィーパーを叩き、左中間にこの日2本めのHR。ここまで直前で大谷選手が2三振していました。この次点でドジャースは2-0でリードしていたのです。
2-5と逆転されたドジャースは4回裏にミゲル・バルガスが2ランHRを放ち、4-5と1点差に。5回裏、ウィル・スミスに打席が回ってきましたが、四球。
そして7回裏、4打席目が回ってきたウィル・スミスはブルワーズの3番手のブライアン・ハドソンの初球のカット・ボールを弾き返し、今度はLFスタンドに飛び込むHRに。この日3本目のHRは5-5のタイスコアに持ち込む価値ある一発となりました。
ウィル・スミスは8回裏にも打席が回ってきますが、この時は四球で出塁。この日は5打席で3打数3安打、3 RBI、2 BBをマークしました。なお、HRはいずれもソロでした。
F・フリーマン、T・ヘルナンデスで勝ち越し
そして5-5で迎えた8回裏。ドジャースはチャンスで大谷選手に打席が回ってきましたが1Bゴロに倒れて2アウト。そしてウィル・スミスが四球で歩き、2アウト満塁でフレディー・フリーマン。ブルワーズは変速左腕のホビー・ミルナーを投入し、このピンチを防ごうとしますが、フリーマンは7球目の難しいアウトコースへのスライダーに対応。これをCFへ弾き返し、ドジャースが2点を奪って7-5とついに勝ち越し。さらにテオスカー・ヘルナンデスもタイムリー・ダブルを放ち、8-5としてゲームを決めました。
最後はエバン・フィリップスが3者凡退に抑え、ドジャースが8-5で快勝。トップ同士の対戦の第1ラウンドを取りました。
それにしてもウィル・スミス、すごすぎますね。ウィル・スミスは29才で大谷選手より1才下。メジャー6シーズン目で、今季は.276/.349/ .502でOPSは .851です。
(追記)ウィル・スミス、4AB連続HRを達成
現地2024年7月6日、ウィル・スミスはGm2の第1打席でもHRを放ち、これで2試合またぎで4AB連続HRを達成しました。途中BBを挟んでいるので4打席連続ということではないのですが、4打数連続です。
(5日)
- HR、HR、BB、HR、BB
(6日)
- HR
なお2回裏の第2打席はフライアウトに倒れ、5AB連続HRとはならず。
この日、ドジャースは7回を終えて3-2とリードしていたものの、8回表にエバン・フィリップスがクリスチャン・イエリッチにCFへソロHRを打たれて3-3に。
しかし、その裏の攻撃でドジャースはミゲル・バルガスと大谷選手にHRが飛び出し、5-3と勝ち越し。9回表はアレックス・ベシアが3人で抑え、5-3で逃げ切りました。大谷選手は28号です!
お読みいただき、ありがとうございました。
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