ホワイトソックス、苦戦が続く
現地2024年8月5日、この日からコロシアムでのアスレチックスとのシリーズが始まったホワイトソックスは、前日4日のツインズ戦に敗れ、連敗が20に。
この日はなんとかこの悪い流れを断ち切るべく、ルーキー左腕のカイ・ブッシュをマウンドに送り込みました。24才の左腕はこの日がデビュー戦。
カイ・ブッシュはさすがに緊張したのか、1回裏に3つの四球で満塁の大ピンチを作り、タイラー・ネヴィンに犠牲フライを打たれ1失点。しかし、後続を断ち切り1失点で凌ぎ切りました。
同点から跳ね返せず
アスレチックスの攻めミスに漬け込みたいホワイトソックスですが、いかんせん打線が湿りっぱなし。4回表にアンドリュー・ベニンテンディのタイムリーで1点を奪い、1-1のタイスコアに持ち込みますが、その直後、カイ・ブッシュがまたも四死球で満塁のピンチを招き、マックス・シューマンに2点タイムリーを打たれて1-3と再びつけ離されます。
その後、ホワイトソックスはドジャースから移籍してきたミゲル・バルガスが8回表に二塁打を放ち、チャンスを作るも無得点。ゲームは5-1のスコアでアスレチックスが勝ち、ホワイトソックスは21連敗に。
21連敗はAL・レコード・タイ
このホワイトソックスの21連敗はアメリカン・リーグの最長連敗記録に並びました。
MLB連敗記録
- 1961 フィリーズ (NL):23 連敗
- 1988 オリオールズ (AL): 21 連敗
- 2024 ホワイトソックス (AL): 21 連敗(継続中)
- 1969 モントリオール・エキスポス (NL 現ナショナルズ): 20 連敗
- 1943 フィラデルフィア・アスレチックス (AL 現アスレチックス): 20 連敗
- 1916 フィラデルフィア・アスレチックス (AL 現アスレチックス):20 連敗
- 1906 ボストン・アメリカンズ(AL 現レッドソックス): 20 連敗
MLBの最長連敗記録は1961年のフィリーズによる23連敗。あまりにも跳ね返す力がないので、ホワイトソックスはかなり心配ですね。
6回終了時点でリードを許せば、0勝56敗
あまりにも跳ね返す力がなく、ホワイトソックスは6回終了時点で負けている場合、1勝もできておらず、この日の敗戦で0勝56敗に(CBSスポーツの調査)。
前半戦にトミー・ファムを獲得した時は一瞬、良い流れになったのですが、現在に至るです。現地2024年8月5日時点でチーム打率.216はMLB最下位。チームERAの4.88でMLBワースト2。コロラドはさらにこの下を行くERA 5.50です。
ホワイトソックスは相手先発の乱調を待つしかないのか?なんとか連敗を止めてもらいたいですね。
追記:連敗ストップ!
現地2024年8月6日、ホワイトソックスは先発のジョナサン・キャノンが6回1失点とゲームメイクし、アンドリュー・ベニンテンディの2ランHRで2点を先制。さらに6回には待望の追加点も入り、5-1のスコアで逃げ切り、連敗を21で止めました!
ドミニク・レオン、チャド・クール、ジョン・ブレッビアが無失点リレー。いいブルペンもいるのでこの調子で挽回してもらいたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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