M・マチャードがLADの反撃意欲を削ぐ3ランHR
日本時間2024年3月21日、パドレス@ドジャースの海外開幕戦Game2が行われ、パドレスが17安打、ドジャースが16安打という壮絶な打ち合いの末、15-12のスコアでパドレスが勝利。終盤、ドジャースは11-12と1点ビハインドまで詰めましたが、9回表に飛び出したマニー・マチャードの3ランHRがドジャースの反撃意欲を削ぎ、最後はロベルㇳ・スアレスが豪球を投げ締めました。
山本投手は苦戦のデビュー戦に
このゲームで楽しみだったのは、ドジャース先発が山本由伸投手だったことですね。スプリング・トレーニングでは3試合計9.2イニングで被安打15、失点9、自責点9、BB 4、SO 14でERA 8.38と良い結果が出ず、3月13日の登板後、どれくらいチューンアップしてくるか?というところでしたが、コマンドに苦しみ、思うような投球ができず。
山本投手は立ち上がり、ザンダー・ボガーツに初球の4シームを痛打され、先頭打者の出塁を許すと、2番のタティス・Jr.には死球でピンチを拡げ、3番のジェイク・クロネンワースには2点タイムリー・トリプルを打たれるなど打者3人で2失点。その後もピンチは続き、結局、1イニングで43球を投じ、ストライクは23球。被安打4、失点5、自責点5、BB 1、HBP 1、SO 2というホロ苦デビューとなりました。
NPBで3年連続で投手タイトルを総なめしたということは、NPBでかなり最適化された面があるはずで、違うリーグでプレーするには慣れの期間も必要かと思います。徐々にチューンアップしてくれることでしょう。
松井投手と大谷選手の対決が実現
パドレスの松井裕樹投手は開幕でいきなりの2連投となり、Game2では4番手として7回裏、1アウト1塁で大谷選手の打席でマッチアップとなりました。結果は大谷選手が初球のスライダーをあわやという大きな当たりを放ちましたが、RFフライに。松井投手はタイムリーは打たれたものの、0.2イニングで自責点は0。マイク・シルド監督は28日から始まる本土開幕からさらに要所で彼を起用することになりそうです。
ムーキーが大当たり
ドジャースではムーキー・ベッツが6打席で5打数4安打、1 ダブル、1 HR、6 RBIと大暴れ。大谷選手は5打数1安打、1RBIでした。
水原通訳が解雇
ゲーム前に激震が走ったのが通訳の水原一平さんがドジャースを解雇された件でした。にわかには信じがたいお話で、果たして水原さんがギャンブル依存症だったという報道を額面通り受け取っていいものか?と違和感を感じてしまいました。
仮にそうだったとして、何百万ドルもの借金を背負うようなハイリスクな賭けに手を出すには誰かが誘わないとできないことで、その道に誘い込んだ人がいるのか?もしそうならそれは誰なのか?も気になります。内情がわからないので、この辺でとどめておきます。心配なのは、水原さんのご家族です。落ち着いた状況になるまではまずは冷静にいてもらたいと切に願います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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